株式会社イコム 社長 早川徹
埼玉の社長   田舎暮らしを夢見る人のマルチハビテーションライフ

流れ

最近になって流れが変わってきたようである。
朝ゴルフ場へ向かう途中の道路が渋滞するようになった。
コロナ前ではなかった車の流れがある。
それは、車の通勤が増えていることに加えて、ゴルフ人口が急速に増加しているようである。

ゴルフ場に行くとそれが如実に現れている。
駐車場に車が溢れていて、来場者の数も以前にはなかったほど増えている。

これは、休日だけではなく平日にも同じ現象が出ていて、アクラアインをスムーズに通過するには6時前でないと渋滞してくる。
また、同じ千葉方面でも宮野木ジャンクションから穴川までも同じ時刻に通過しないと渋滞にはまってしまう。

比較的に渋滞が少ないのは、近距離では横浜方面でほとんど渋滞なくスムーズに行ける。
また、遠距離になるが栃木や茨城方面は行きの渋滞はほぼなく行ける。

ホームコースが千葉県のため、最近は以前に比べて30分ほど早く自宅を出るようにしている。

これほど、ゴルフ人口が増えた背景にはコロナ禍でのライフスタイルの流れが変わってきたことを象徴している。

蜜を避けて外で健康的な運動にもなるゴルフが若年層によって活況を呈している。

女性も増えてきているので、より華やかになり男性も追従してくるという、良い循環になっているようだ。

もう一つの要因として、海外への渡航がなくなっているため、従来海外へ行く人たちが国内のゴルフ場へ流れていることもある。

いずれにせよ、ゴルフは80歳になってもプレイが出来るので、よりストイックに挑戦していきたいとと思っている。

光と影

丸の内の一角にある弁護士事務所を訪ねた。
土曜の午前中からK氏は黙々と仕事をしていた。

オフィスビルの中はほとんど明かりが消えていた。
閑散としている雰囲気はそれだけではなかった。
オフィスフロアの空室が増えていて、スケルトン状態のフロアが拡大しているのも、その雰囲気を助長させていたようだ。

K氏に聞いてみるとコロナの影響で、オフィスの移転、縮小、統合などにより空室率が急激に上昇しているのだ。
都心のオフィスビルは大転換機を迎えている。

打ち合わせが終わって、近所のペニンシュラホテル東京へお茶をしに行った。
12時少し前に入ったが、予約がいっぱいで入れそうになかった。
Y氏が一緒にいたので、顔が効いて何とか一席確保できた。
しばらくすると、席はいっぱいになっていた。
しかも、全て女性たちが占めていて、華やかな衣装でアフタヌーンティーを楽しんでいた。
これが人気となってラウンジカフェは活況を呈していた。

ラグジュアリーな雰囲気の中で女性たちは人生を楽しんでいるのだ。

同じエリアでも光と影が同時に存在している。
コロナ禍にあってもコンテンツやサービスにより圧倒的な差が生じている。

それは、人にも当てはまるようだ。
ペニンシュラに来ている女性たちとエアライン業界にいる女性たちとは、やはり光と影のような象徴的な違いを感じる。

これから始まる大混乱はそれをもっと助長していくだろう。

クラブ選手権

2020年東京クラシッククラブ選手権に出場した。
年に一度のクラブ選手権になるが、今年が初出場となった。
クラブ競技の中では本丸のため、皆んなこの日に標準を合わせて仕上げてくる。
出場資格がハンデ16以下になり、フルバックからハンデなしの27ホールスクラッチの勝負になっている。

独特の緊張感の中で朝7時30分からのスタートになった。
41名の中から16名が予選を通過する事ができる。
微かな希望を抱いて出場をしたが、技術の高いプレーヤーが大勢参加しているので、予選通過は難関であった。

しかし、残念ながら予選落ちしてしまった。
疲労困憊でヘトヘトになってしまったが、あの緊張感がたまらなくいい感じで、素晴らしい体験が出来て本当に良かったと思った。
来年は何とかベスト16入りを果たして、マッチプレーをしてみたい。

競技という世界は皆んな真剣で、楽しくおしゃべりをしながら和やかな雰囲気でプレーするプライベートとは異なり、眉間にシワを寄せながら終始真剣に7時間近く集中してプレーを続けるのだ。

一緒に回った人と比べても役者が一枚上であることを痛感した。
本当に上手でクラブがまるで腕のようにコントロールされて、動きもしなやかさがあって美しい。
あんなプレーをしてみたいと感激したくらい、素晴らしいショットの数々を間近で見ることが出来た。

貴重な体験を通じて人生の幅が広がったようだ。

ガジェット

お気に入りのガジェットを入手した。
それは、IAキャディのごとくゴルフをプレイする際に最良のパートナーとして働いてくれるのだ。

注文するとセンサーが送られてくる。
それをクラブ14本に装着して、ARCCOS CADDIEのアプリをダウンロードしてベアリングさせれば完了となる。

ゴルフ場に到着するとGPSが感知してコースが自動的にダウンロードされる。
つまり、日本中のコースはもちろんのこと、世界中の主要コース全てに対応出来ている。

コースを回り始めると、クラブに装着しているセンサーが音に反応して距離と方向をキャッチしてくれる。
従って、スコープを持つことなく残りの距離がアプリに表示されるのだ。
おまけに、GPSで風邪や天気に応じて距離を計算してくれる優れもの。
もはや、知らないコースでもキャディさんなしでプレーしても不安はなし。

更に、プレイを重ねていくと、データの集積を解析してくれて、クラブごとの飛距離や方向などがグラフ表示されるので、癖やミスを次に生かせるようになっている。
これが60ラウンドを超えると、データからAIが音声でキャディのようにサポートしてくれるようになる。
それは、初めて会ったコースのキャディさんではなく、自分の癖やパターンを知り尽くした専属キャディのような存在になる。

このサービスで月9ドルというコスパ良いガジェットで、最初のセンサーが300ドルしないくらいで購入できるので、買い物としては今年最高のコスパを誇るものとなった。

AIの進化によりキャディさんの職が奪われる時代に入っている。

キラーコンテンツ

小淵沢駅から車で10分ほどで到着した。

プロジェクトチームで八ヶ岳のえほんの村を訪ねた。
土地感がないため、周辺情報の聞き込みをするためだった。

外から見た印象は活動しているのか、わからないくらいひっそりとしていた。
しかし、中に入ってみるとまったく異なる世界が広がっていた。
代表のM氏はとても親切に対応してくれた。
えほんの村の成り立ちから、周辺の情報まで実に詳しく教えてくれた。
素晴らしい人柄で八ヶ岳の魔女と言われているようだ。
村長のご主人も同じく人格者で、2人とも異なる職人芸をを持ち合わせた人物だった。

えほんの村は絵本作家の奥さんと、木の造形作家をご主人が担っている。
これが素晴らしく、その世界ではかなりの方々だと後から知ることになる。

ドイツで学んだあと、八ヶ岳に移住したそうだが、全国で色々な候補地を吟味して決めたそうだ。
決定的な要因は空気が乾燥していて、日照時間は日本一を誇る地の利で、空がカリフォルニアブルーになっている。

えほんの村には年間5万人もの人が訪れていたと聞いて驚愕した。
コロナ渦で来場者が減っていると言うが、子供連れの親子が何組か来ていた。
ご夫婦とスタッフを合わせても3、4名で運営しているからすごい。
絵本のバラエティとエッジの効いた彫刻玩具はまさにキラーコンテンツで、他には変わりが効かない商品を世に出している。

つまり、えほんの村は何をしているのかがハッキリとわかるのだ。
このコンテンツだからこそ、子供たちや大人にドリームワールド感を与えている。

素晴らしい人格者に相応しい世界が広がっていた。

再会

あるイベント会場へ向かった。
そこは湯島の繁華街から少し奥に入った場所で、ひっそりとした大人の秘密基地のような雰囲気だった。

税理士法人の代表者H氏が主催しているというので、友人から紹介されて著名な人物だとわかった。
すると、すぐ隣に見覚えのある方がいたので、K氏かと尋ねるまでもなく再会に驚いた。

約10年ぶりになるが、K氏がある上場会社の役員をしていたころの仕事仲間であった。
お互い何の繋がりでこのイベントに参加したのか語ってみると、実に人の繋がりの妙味を感じる。

K氏は会社を起こして不動産コンサル業を主体とした組織を作って活躍しているようだ。

昔のヤンチャ話しに花が咲いていると、K氏は今でも銀座のクラブに通っているという。
彼の流儀が実に面白く、ただの女好きかと思っていたが、少々違っていたようだ。

先ずは、老舗の料理屋からスタートするそうだ。
それも知る人ぞ知る名店で、そこがクラブとのつながりがあるようで、馴染みになると自然と動線が引かれるようになるそうだ。

クラブでは、女性との会話もさることながら、店そのものに魅力を感じて通うそうで、ママの器量もあるだろうが、コミニティ全体がそれをさせる何かがあるようだ。
コロナの影響もまったくなく、緊急事態宣言下でも馴染みの旦那衆が何の気なしに200万円をポンと払ってくるそうである。

まさに、店に行こうが行くまいが関係なく、それをしている関係が構築されている。
銀座のクラブの中でもごく限られた店である。

K氏は若い頃からの馴染みなので、勘定は聞いて驚くほど気を使ってくれた金額のようで、お金でころぶような世界ではない関係を構築している。

K氏との再会で新たな価値観に触れてみたくなった。

女性社員

ランチをしながら今後の財務課題について報告を受けていた。

彼女は新卒9年目で小さな命を宿している。
2人目の子供になるため、産休に備えて準備を整えている。
前回も産後に仕事復帰していて、彼女なりの体験を踏まえているようだ。

それとほぼ同時に新卒11年目のSが産後の仕事復帰を迎えている。
彼女も2人目を産んで準備を整えている最中である。
ご主人の転勤で九州長崎からの在宅勤務になる。九州からの在宅6年目になるが、今となってはオンラインが普通になり、Sはその先駆者となっていたようだ。

また、新卒6年目を迎えるYも妊活中で2人目の準備に入っている。
そして、NやIも新婚で妊活中と聞いている。

女子社員たちは、おしなべて仕事ができる逸材が多く、産後に仕事復帰してくれるので、大変ありがたく思っている。

自然とローテーションが上手になされていて、産休に入ると同時に仕事復帰してくるので、とても助かっている。

おもむろに目をつむりながらイメージしてみた。
もしも、自分が女子社員だったらと。

自らのスキルを身につけなければならないだろう。
主人に依存していて、女性問題が起きたらどうなるだろうか。
その逆もあるし、揉めたときには。。

住宅ローンの連帯債務者になっていたら、厄介な問題になってくる。
健康の問題も軽視できない。

もろもろのリスクがあるだけに、しっかりとキャリア形成していくに違いない。

おもむろに目をあけると、違う女性の影を感じた。

パンク

車に乗り込むとパンクのお知らせが表示されていた。
昨日まで何の異常も無かっただけに、誰かの悪戯ではないかと解釈していた。

先ずは、鰻を食べるために目的地まで行かなくてはならなかった。
15分程で着くので強行にそのまま運転した。

鰻を堪能したあと、タイヤを見ると完全に空気がなくなっていた。
テスラに連絡して確かめると、通信データでも空気が全くないので、そのまま走り続けるとパンクの修理が不可能になり、タイヤを交換する必要があると言う。
それは、実際にタイヤを調べてみなくてはわからないのだ。

そこで、タイヤ修理の出張サービスに連絡をした。
1時間ほどで修理担当者がタイヤを外して調べてみると、タイヤの摩耗が激しくてワイヤーが見えていた。
従って、タイヤの交換をする必要がある事がわかった。

修理は出来なかったが、出張料を5000円払ってタイヤ交換のため、テスラへ再び連絡した。
今日は休日になるので、明日の受け付けになると言う。

鰻を食べてから3時間近くバタバタしていた。

今日のところは、車を置いて明日入庫するためにロードサービスを依頼した。

翌日には時間通りにロードサービスの担当者が現れた。
無事に東雲のテスラサービスセンターへ移送してくれて、何とかパンクのバタバタ劇が落ち着いた。

翻ってみると、パンクのサインが出ていた事で備えることが出来た。
また、車を発進する前にそれがわかったことで事なきを得た。
車の走行中にそれが起きていたら大事故に繋がっていた可能性がある。

本当に運が良かった。
今回の関係者の皆さんに感謝する。

新プロジェクト

そこはまるで京都先斗町にいるようだった。
横浜の野毛の繁華街は風情があり、ひいき客で賑わった店が、所狭しと立ち並ぶ通りであった。
その一角の老舗串焼き「だるま」に入った。

友人Yが30年以上通う店で、カウンター8席に座敷4席の小さな店だが、満席3回転の超繁盛店である。
初めて訪れたが熟練の技と素材が抜群で、これほどの店はそうはないと感じるくらいに感激した。

赤星で乾杯して、プロジェクトの構想を話しながら、準備を着々と進めていることにY氏の行動力を感じていた。

Y氏とは同級生で10年近くの付き合いになるが、実績もあり知的能力に加えて、人脈も豊富に活用できる資質の持ち主である。

彼と直接組んでビジネスをするのは初めてになるが、かねてより一緒に何かやりたいと思っていた。

来週よりチームを結成して準備を進め、来年にはローンチする予定である。

話が落ち着いたところで次の店に移動した。

締めはワンタンの専門店「くぬぎ屋」に入った。
ここのワンタンは絶品で、後日宅配で注文したくらいのスペックが高いワンタンだった。

美味いものを知るY氏ならではのセレクトに大満足であった。

弱気相場

馴染みのスタイリストN氏がつぶやいた。
うちのビルのテナントがごそっと退去するんです。

青山通り沿いの商業ビルで飲食店、アパレル、美容室などが入居している大型の施設である。
表参道駅から徒歩5分の立地になる。

1階のテナントが賃料150万円を100万円に交渉したが、折り合わなかったために退去を決めた。
しばらくしてオーナー側より110万円で譲歩してきたが、時すでに遅く経営陣が移転を判断した後であった。

また、その他の飲食店舗も詳細はわからないが交渉決裂で出ていくそうである。

まさに、都心ビルオーナーは冬の時代に入った。
N氏の大手サロンも前年比80%の売上で採用も極端に減らしたそうだ。
1時間かけて都心まで髪を切りにきていた多くの人は、地元の美容院に行くようになっているようだ。
そのため、地域密着営業しているサロンは前年比プラスに転じていると言う。

家賃も3割近くの下げ交渉が入っていて、今はオーナーが強気に出ているところは空きが目立っている。
こんないい場所に空いているのかと、驚くような立地の店舗が目につくようになった。

これからは完全に弱気相場になるのは間違いない。
今は強気のオーナーでもあとで泣きを見るだろう。

都心の店舗賃料は20-30%は下がると見ている。
弱気と強気が交錯している状態から、一気に弱気相場に転じると、そのあたりまでいくだろう。

一方で首都圏の好立地店舗はそこまで弱気相場になる感じではなさそうである。

しかし、タイミングを間違うと飲食店舗ビルオーナーは苦戦を強いられるだろう。