株式会社イコム 社長 早川徹
埼玉の社長   田舎暮らしを夢見る人のマルチハビテーションライフ

忘年会

最近になって飲んだ後に落し物をしたり、忘れ物をする傾向が続いている。
先日もカードを店におき忘れた。
また、2日間続いた忘年会でも上着を忘れ、翌日にはマフラーを忘れる始末。
いずれも飲み過ぎたのが原因しているとはいえ、かつてこれほどまでのお粗末はなかったであろう。

会社の忘年会は三次会まで続き、最後は焼肉屋で朝を迎えるという飲みっぷりに、ラストまで付き合うこと叶わず、3時半に帰宅するも忘れ物に気づいて6時に起床した。

娘に電話をすると、何とまだ居酒屋で飲んでいるという。
焼肉屋のあと、残った4人で居酒屋に移り飲み続けているのだ。
みんな20代前半の飲み盛りとはいえ、娘の酒豪ぶりには驚くばかり、一緒にいた社員Kに忘れた上着を会社に持ってきてもらった。

その後、娘とLINEのやり取りが11時ごろまで続き、それまで居酒屋で飲み明かす娘は、イコム酒豪番付表で幕下から一気に三役に手をかけたかも知れない。
いや、東の横綱Tと西の横綱Oが産休に入ると同時に30代になった事を考えると、その座に彼女がつくのは自明の理だろう。

翌日はネクサミを通じて縁のあった葬儀会社アーバンフューネスさんの大忘年会に参加した。
ご招待ということで、一切の見返りを求めない大盤振る舞いにトップの器量を垣間見た。
新木場の倉庫を貸切り130名をもてなす大イベントだった。
初参加となるが、毎年恒例で常連の方に聞くと終わる頃には記憶がなくなるそうである。

社員が芸人顔負けの余興で盛り上げ、参加者は一気飲みから二気飲みで、会場はどんちゃん騒ぎ、それはまるで部活の合宿ノリそのもの、葬儀会社とは思えない社風に業界に風穴を開ける可能性を感じた。

参加者は葬儀関係者が中心で、中にはお坊さんの姿もちらほら、誰も彼もが目がいっちゃっている。
やはり、最後にはすっかり記憶が飛んでいて、二日間に渡る3日酔いに、ただただ胃を労わるしかなかった。

ネクサミ

壇上のメンバーのプレゼンに思わず涙してしまった。
熱い熱い想いで成果を発表する姿は美しく、会場全てが感動の渦に飲み込まれていた。

ネクストワールド・サミット、通称ネクサミの本大会が日本橋公会堂で行われた。
異業種の企業が集結し、約7ヶ月間自社のプレゼンを通じて互いに学び合うプログラムを経て、最後に壇上に上がるチーム5組が最優秀賞を争うプレゼンの場であった。

イコムは初参加となり、壇上にはノミネートされることはなかったが、7ヶ月間を通じて様々な学びがあった。
しかし、本大会での体験はそれをはるかに超える体感した学びがあった。

義理、人情、おせっかい、今どき珍しいワードだが、根底にあるコンテクストは当日に確信へと変わった。

相互扶助がネクサミのミッションである。
自分たちには見えない要素を仲間の視点から助言や質問することで、チームの発展を促している。
そこには単にロジカルな議論だけではない、真摯な姿勢で学び熱い想いを持った集団がシナジー効果をもたらす。

どのチームも高い高い目標を真剣に考え、行動して内省するサイクルを繰り返していた。
社長が悩み苦しみ、チームのみんなが試行錯誤を繰り返し、最後の最後まで諦めない姿勢でやってきた。

壇上チームの中には社員1000人の会社、社員2人の会社があった。
共通点はただ一つ、顧客に対して真剣に向き合い、どんなお役に立てるかをゼロベースから創作している点である。

残念ながら、我が社ではそこを最後まで見出す事が出来なかったようだ。
それと同時にトップの取り組む熱い想いが足りなかったとも言える。

会社組織としての理想はボトムアップで、社員が自主的に考え行動して成果を出す事だと思い込んでいたふしがあった。
しかし、それは明らかに違っていた。

顧客にとって、やらなければならないこと、為さねばならないことをやり続けることにあり、やりたいことを満たすものではない。
つまり、やるべき事をやり、為さねばならないことを懸命に行うことである。

そこへ傾ける熱量が圧倒的に壇上チームは優っていた。
本当に苦しんだ末に掴んだチーム全員の顔を見ると、喜びに溢れキラキラと輝いていた。

最後の懇親会では皆なくしゃくしゃになって盛り上がった。

来年のネクサミは相互扶助を念頭に、課題に真摯に向き合ってチャレンジしていきたい。

姉妹

09でいいよ。

長女が放った言葉の意味が理解出来なかった。
到着してようやく109だとわかった。
渋谷に長女と次女の3人で洋服を買いにきた。

買い物の様子を伺っていると、2人の両極端さが如実に現れていた。
長女はあっという間に買っている。おまけに試着もなし。
一方で次女はとにかく決まらない、時間をじっくりかけて何度となく試着を繰り返す。

本当に真逆な性格の姉妹である。
長女は画が強く肉食、次女は控えめなお姫様、動き回るように素早く行動するのに対して、ゆっくりと時間をかけて準備をする。

どちらが良いとか悪いとかは別にして、どんな未来像がイメージ出来るだろう。
買い物の後に食事をした。

リクエストのあった焼き肉店でオーダーをした。
一通りの焼肉をオーダーした後、生ビールと同時にご飯の大盛りを注文する長女、一方で、酒が飲めない次女は同じくご飯の大盛りを店員へ告げていた。
2人ともダイエットをしているらしいが、どうやら今日は我慢が出来ないらしい。

店員さんがご飯を持ってくると、それはまさにメガ級、こんなにてんこ盛りになっているご飯を久しぶりに見た。
さすがに残すだろうと思っていたら、2人ともペロリと完食してしまった。

長女は生ビールをおかわりしながらもお米をたらふく食べるという荒技に驚愕していた。
しかも、食べるスピードも早く酒も強いときている。
次女は本当にゆっくりと食べていて、2時間くらいは酒も飲まずにゆっくり食べている。

そんな真逆な2人でも実に仲が良いのだ。
妹が可愛くて仕方がないらしい。
父としてもまったく同感である。
そこにいるだけで癒される感覚があるのだ。
いくつになっても変わらないのが不思議だ。

長女は男の子みたいな感覚でいる。
まさに言動そのものがそれを現している。
キャバクラに行きたいと言うので連れて行くも、女の子を場内指名して仕切る始末。
おまけにモエシャンを2本も空けて常連かのように振舞っていた。
この子は本当に不思議な子だなと横に座りながらしみじみと思った。

一回り以上の年上でないとうまくいかないだろう。
このパワーを受け止めてくれるのはなかなか難易度が高い。
離婚の確率も圧倒的に高いだろう。

一方で、次女は本当にいいお嫁さんになるだろう。
結婚をしたら家庭的な気の利く奥さんタイプである。

男といるように楽しめるタイプ、そばにいるだけで癒されるタイプ、皆さんはどちらがお好みだろうか。

グラビトニクス学会

今から15年ほど前の事が走馬灯のように駆け巡った。
溜池にあるショップで結界を購入していた。
友人に連れられ、セラミックで作られた500円玉よりやや大きなものを4つ手にした。
自宅の四隅に置くためで、当時の住まいである南房総の鴨川の家が初の試みだった。
土地や建物を清めるように、地鎮祭で四角に囲んで、塩やお神酒で清める儀式にあるような意味合いをもつ。

それらは、目には見えない何かのエネルギーなのは言うまでもない。
目に見えない世界、電気、周波数、振動、念、空気、宇宙などなど人の目に見えない世界が96%、見える世界が4%と言われている。

96%の見えない世界、その中の一つに家系の因縁がある。
早川家の先祖から受け継いでいるそれを感じていた。
当時は、親子、兄弟の不自然な不仲、意識とは別に働く何かのエネルギーを受けていた感覚があった。

明らかにマイナスのエネルギーだった。

結界はそれらのエネルギーを遮断する効果があり、重力子が最近明らかにされたように、品質も15年前に比べると格段にバージョンアップされている。

これらの技術をグラビトニクスと呼んでいる。

この週末、虎ノ門ヒルズでグラビトニクス学会が開催された。
そこで少し講演する機会があった。

本格的に学び始めてからまだ2年満たないので、実際に体験した事実を発表することにした。
代々、早川家に続く親子関係、兄弟、子供たちの境遇が因縁による悲惨な状況から、グラビトンの技術で物凄い勢いで好転していった話しをした。
それは身内の暴露話しそのもの、実際にあった出来事を飾らずにそのまま語った。

すると、予想もしなかった反応が返ってきた。
それは、解りやすく面白い内容だったとか、同じ様な状況にあった共感の声、距離が短く感じ親しみをもった、感動したなどなど好感の声が非常に多かった。
つまり、身内の不幸を明るくさらけ出す事は、他人に勇気を与えることなんだと感じた。

とはいえ、見えない世界を論理的に理解を示す人は多くはない。
昔から写経をやっていたり、スピリチアルアな世界を多々体験してきたが、グラビトンを学ぶ初期の頃は胡散臭いと思っていた。
周波数や波動といった世界を受け入れているが、本当に真実として疑念を払うまでには時間がかかった。

一方で、すんなりと受け入れる感度の良い人物もいたりする。
当日会場で紹介され、今回初めて参加するM氏と食事をする機会があった。
M氏は67歳になる男性で、創業して40年のコンピュータ会社を外資へ売却して、現在はベンチャーキャピタルの会社を経営している人物だった。

話してみると様々な分野に知見がある紳士であった。
彼曰く、このグラビトンはすごい技術だと興奮しながら早くも未来構想を語っていた。
あまりの感度の良さに尊敬の念をもった。
更にM氏の紹介者N氏もグラビトンと出会ってから数週間だという。
N氏も実業家で大きな仕事を手がけている人物だ。
彼も同様に短期間で人まで連れてくる感度の良さが際立つ。

グラビトニクス学会を通じて知り合った新たな仲間と学べる事にワクワクが止まらないでいる。

売りのタイミング

Mr.競輪と言われて久しい、N氏とラウンドする機会があった。
黄金期は世界に名を馳せたが、現在は60歳を過ぎたおっちゃんである。
しかし、下半身の安定感は抜群でスイングがブレずにどっしりとしていた。
タレント稼業の合間によくゴルフをするようでスコアも安定していた。

これからのライフスタイルの話題になり、子供のいない彼は相続を気にしないので、残りの余生を奥さまと充実したいとの想いを語っていた。
つまり、残すお金を考えずに有意義に使い切るプランである。

意外に思ったのは、彼が現役の時は年間数億円稼いでいたが、税金を払ってもろもろ生活していると、そんなにキャッシュは残っていないそうである。
現金で購入した麻布十番のマンションを現金化して、賃貸へ移る考えもあるようで、今は売り時なのかと質問された。

間髪入れずに売りですねと答えた。
そして、住まいを賃貸へ転換するのは大賛成だと伝えた。
持論として、お金を生まない自宅は買わずに借りる。
どうしても買いたい場合は全額キャッシュ、銀行から住宅ローンで購入するなどは論外で、これからは資産価値が減る一方で、金利が上がったら全てがパー、債務不履行でおじゃんである。

N氏のプランは絶妙なタイミングだと思った。
売れば3億4、5千万円、住居なので税金の心配はさほどいらない。
それを種銭にして余生を楽しむのは正解だろう。
本来は収入が安定して入る仕組みがあればなお良いが、スポーツのスペシャリストはおしなべてその辺りが弱いようだ。
黄金期に仕組み化したら、引退後はお金の事は何の心配もせずに安心出来ただろう。

N氏の奥さんは元女優なので、食事や洋服、化粧品には出が多くなるだろう。
おまけに、パリに行く事が多いようで買い物や旅費をN氏が手当てしなくてはならない。

こう見ると本当に面白い現象に気がつく。

金を稼ぐ男にはいい女がつく。
そして、女は金がかかると言うのが定番である。
ひたすら稼いだ金を女に貢ぐ、この構造は世界共通なのではないだろうか。

N氏は奥さまに資産を現金化してつかってもらう。
それに喜びを感じているようだ。

文字通り、紳士たる振る舞いではなかろうか。
成金が愛人に貢いだり、援交するような世界とは言うまでもなく別次元である。

このタイミングで自宅売却の発想はさすが勝負師、無意識に備えた直感は衰えを知らないようだ。

本質

仕事をして楽しく過ごす、仕事があるから楽しくなる、どちらが本質だろうかとふと考える機会があった。

ネクサミという異業種企業がプレゼンを通じて学び相互扶助する機能を有する場を提供している組織の通称である。
このネクサミにある葬儀会社が参加している。
社長も広島から月に何度か学びにやってくる。
実践メンバーは、現役の大学生でインターンシップとして参加している。

彼らのプレゼンを見ていると、顧客が誰なのかを徹底して実践している。
会員獲得の手段として、ポステイングを地域全域にわたりチームで実施して、なお本当にチラシを見ていただけたかを一軒づつ訪問して確認することまでしている。
おまけに、葬儀に求めるもの、困っていることを徹底してヒアリングしている。

つまり、葬儀というサービスや商品を売る視点とは逆に、自らの人となりを売っているに等しいと言える。
結果として顧客との信頼関係が構築されて、葬儀のことはあなたに任せる、まさに御用達の関係までになっている。
これがサービスや商品を売っていては御用達の領域までに至らない。
学生なので、既成概念がないとはいえ、ま素直と実行力で突破してしまった印象がある。

顧客との信頼関係を構築するには、顧客の用事を足す前に会話を通じてさらりとヒアリングしながら自らを売り込む要素が必須になる。

これを広島のインターン学生が見事に実践してみせた。
彼らを見ていると生き生きと輝いて真剣に取り組む姿勢に圧倒される。

従って、仕事があるから楽しくなる、こちらの方が彼らにフィットするようだ。
逆に仕事をして楽しく過ごす、これには違和感を感じる。

仕事をしてプライベートを楽しく過ごしたり、家族を養ったりするのは当然な事だろう。
しかし、本質は別なところにあり、もうすでにある仕事が楽しくて仕方がない。

こんな感覚で顧客が増え、社員が増え、売上も増えて、数字が結果を伴い、そこから趣味や旅行を存分に楽しめる時間とマネーが揃う。

onとoffのない会社、月の10日働き20日休む会社の本質はまさにそこにある。

いなし

相撲の技のひとつに「いなし」という決まり手がある。
突進してくる相手を急に横にかわして、態勢を崩す技で、タイミング合えばあっという間に勝負がついてしまう。
相手の力を利用して勝つ手段で、ビジネスの世界や日常生活の中でも随所に見かけられる。

長男と寿司屋のカウンターで話しをしていたら、相変わらず彼女がいないらしい。
学生の頃は父親も嫉妬するくらいの彼女を部屋に連れ込んでいたのだが、それ以来さっぱりな感じで、何が要因しているのかヒアリングしてみた。

決定的なのは、攻め手がないことにあり、アクションしていない実態が明らかになった。
つまり、目に止まった女性に声をかけたりしていないのだ。
どんな状況にあるにせよ、こちら側からアクションしない限り絶対に彼女は出来ないと彼に伝えた。

片道切符でニューヨーク入りした次男から連絡があった。
家賃の支払いが現金のようで、カードが使えないから困ったという。
しかし、本当に困っている状況なら何かアクションを起こしているはずだ。
家主に対してもっと交渉することはあるだろうと伝えた。
文字通りこのケースも長男のそれと何ら変わりはない。

一方で、娘姉妹の2人はちとばかり男連中とは違う。
いなしが出来るのだ。
タイプは違うが、2人に共通しているのは仕掛けるのは娘からだという点である。
アクションして彼氏としてモノにしたあと、いなし技を巧みに使いこなしているのが、見なくてもわかる。
いなした後に態勢が崩れた相手をコントロールしているのだ。
兄弟より一枚上手である。

ビジネスでもまったく同じ事が当てはまる。
先ずはアクションはマストで、それから信頼関係を重ねながら、ある程度のスパンでいなし技を駆使しながら交渉していくプロセスを経ないと、中身のある仕事には仕上がらない。

しかし、恋愛やビジネスでも、タイミングを誤っていなし技を使うと、土俵を割ってしまう事がある。

苦い思い出が脳裏をよぎる、、、

スライディングドア

友人からのおすすめで映画を見た。
アマゾンプライムだと無料で視聴が出来る素晴らしい時代になった。

「スライディングドア」地下鉄に間一髪で間に合って乗れた人生と、間に合わなくて乗れなかった人生を同時進行で描いている。

そのタイムラグにより、現実が変わっていく模様は観点により様々な捉え方になるようだが、大きく道が分かれる瞬間でもあるように思う。
例えば、スライディングのように駆け込み乗車した事で出会える人物や、それに導く何らかのきっかけがあったりする。

こんな場所で出会うなんて思ってもみなかったという体験をするときは、何かを示唆している場合が少なくないようだ。

例えば、こんなことがあった。
ゴルフ場でゲストの共通の友人がバッタリ鉢合わせになったことがあった。
面識はないのだが、ゲストの友人が非常に感じが良い印象だったので、次の機会にその方とラウンドしてもらうようにセットした事があった。
実際にプレーしてみると、立ち居振る舞いから受ける印象は一流の人物だとわかる。
そのご縁から次の親交を深める機会が訪れるようになっていく。

そのゴルフ場でその日に予約していなかったら出会う事はなかっただろう。
そして、帰りのロッカールームに居合わせた時間がずれていたら、このような展開にはならなかっただろう。

あるいは、会食で話しをしていたら、先方の次に行く人物に興味があったので、急遽予定を変更して、直ぐにご一緒させていただく場面があった。
まったく、予想もしていなかったが、新しい出会いから新たな展開を創りだして、今ではそちらの人物と会う時間の方が多くなっている。

それが、人であれ物であっても、それを起点に未来を創るのは選択次第のようだ。

スライディングドアの映画は、受動的な印象を受けるが、乗車して出会う人物と関係を築くのも、時間がずれて浮気を目の当たりにするシーンからの展開も全て、そこから起動する流れやタイミングを主体的に展開出来るか否かで、未来は全く違う景色になるのではないだろうか。

普段何気に過ごしている中で、起点になるシーンはたくさんあるだろう。
それを無意識に見過ごすか、起動して手繰り寄せるか、もっともっと意識して過ごしていきたい。

凄いおむすび店

日に一度はつぶを食したい。

最近、おむすび専門店の権兵衛によく行く事がある。
駅前立地にあり、店舗によってはイートインがある。

玄米と白米のおむすびのバリエーションが多様で、味噌汁も自家製、お惣菜もあって、品質がよく美味しいので、お気に入りの店になっている。

先日、赤坂のイートインで食べていたら、従業員が挨拶の練習をしていた。
テイクアウトのお客さんがひと段落したタイミングで始めているようだ。
これは、赤羽店や大宮店でも同じような光景を目にした事がある。

また、本部のマネージャーらしき人物がアルバイトのスタッフに対し、声の高さや立ち居振る舞いまで、丁寧にレクチャーしていた。
あなたは、地声が低いのでもう少し高い声を出す練習をしましょう。など具体的に指導しているので、感心して様子を見ていた。

会社として、仕組化しているのが卓越している印象を受けた。
品質はもちろん、接客にも配慮が徹底されている。
また、田んぼ農家さんとの直接取引をしており、安全性や地域の貢献度も大きい。

更に品切れした商品でも短時間に注文に応えるようになっている。
アルバイトのスタッフが全員おむすびを作っているのだ。
裏側を除いて見るとテイクアウトのオペレーションの他におむすびを握っているスタッフがいる。
朝の時間帯や昼のピークに合わせ、どの位の量を何時に何人で作るのかも仕組化されているのだろう。

つまり、顧客に対し徹底したサービスを惜しみなく発揮しているのだ。

安く、早く、美味く、大きく、品質よい、バリエーションあり、近く、笑顔、品切れない、イートイン、安全、社会貢献、これだけの要素を備えている飲食店を他に知らない。

テイクアウトのお客さんがほとんどだが、よく観察していると、老若男女がおむすびを買っている。
概ね、イートインは女性が多いようだ。
最近は健康食ブームなこともあって、玄米のおむすびを選ぶ人も目につく。
玄米をふっくらと食べやすくしている工夫も素晴らしい。

顧客としてのファンでもあるが、商いとしても、おむすび権兵衛に学ぶところ多し、である

隠れ家と人物

隠れ家にM氏を訪れた。

久しくお会いしていなかった。
大病を経て引退したと聞いていたが、最近は仕事でお世話になっているので、挨拶を兼ねて訪れた。

不動産と建築の会社経営をバトンタッチしてから、アドバイザーとして相談事を引き受けながら、のんびり隠居生活を楽しんでいるようだった。
M氏の元には色々な人々が集まってくるようだ。
人間力がそうさせているのだろう。

それを象徴する話を聞く事が出来た。
信頼のおける大事な要素は約束を守ることだが、M氏の場合は自ら発言した内容に責任を取っている。
己が相手に吐いた言葉は、必ず実行して約束を果たすそうである。
非常に重みのある発言だった。
従って、人としての幅もあり、話をしていて安定感があるので、自然と多くの人が頼りにして隠れ家へやってくるのだろう。
自らの体験を踏まえ、不動産取引で困っている方々へのアドバイザリーとして、お礼に大根やお芋を持ってくると苦笑いしていた。

当社の役員Gもその一人で、未経験の領域にチャレンジしている最中、M氏のアドバイスによるところの成果がはっきりと見てとれる。

そんなM氏がイコム本社にお越しいただいた。
その際、面識のある社員Yとも会えて、社内にいる姿を見て印象的な話しを聞かせてくれた。

昔からその傾向は見られたが、よりそれが強まっているようだね。

象徴的な2人、YとGの個性は対照的でここまで極端に異なるタイプが、それぞれ加速しているようだ。

Yがアロハシャツに麦わら帽子で仕事をしている姿によりらしさを感じたらしく、おまけに仕事モード感の薄い雰囲気、終始笑顔でまるでカールのおじさんキャラのごとく、さらに磨きがかかっている様子、一方でGはスーツ姿で眉間にシワの寄った仕事モード感バリバリ、常に悲壮感が漂う雰囲気で、それはまるで刑事が犯人を逮捕しようと、昼夜を問わず張り込みや聞き込みを淡々とこなして、徐々に追い詰め逮捕してしまうようである。

この対照的な2人をonとoffのない会社のキャッチに例えて、Gはずっとon、Yはずっとoffだと表現していた。
つまり、仕事とプライベートを区別しないことが、onとoffのない会社なのだが、どうやら2人は偏りすぎている感があるようだ。

M氏はタバコを吸いながらポツリと言った。

あんたも大変だね。