再会

先日、社内で仕事をしていると予期せぬ来客があり驚いた。
その方は60歳を超えた男性で会った瞬間、懐かしさがこみ上げてきた。
約5年ぶりの再会だが、わざわざ訪ねて来てくれて嬉しかった。私はこの男性から名刺を受け取った。
見ると優良ゼネコン企業の部長職だった。実はこの方は某地方銀行の支店長時代にお世話になった人で当時は色々と、親身になって会社経営の在り方等の指南を受けていたのだ。融資も積極的に扱ってくれたしバイタリティある人で支店長としての力量を充分に兼ね備えていた人物であった。
しかし、今は銀行を定年で退職し残り数年のお勤めを終えて上がりだ。当時の輝いた姿から比べると何となく寂しさを感じてしまった。まるで残りの人生を何となく過ごし無難に隠居していくだろう彼の在り方に。やはり、人は目的意識を持ち続け、死ぬまで勉強し、向上、発展する事で人に喜んでもらえる存在であり続けることが自身の輝きを保ち、魅力ある人間として人に影響を与えることが可能になると思う。
しかし、それは私の価値観であり使命感であって、普通に退職後は趣味と旅行でのんびり余生を過ごすことに価値を見い出す人はそれで幸せであろう。つまり、自分が今、幸せで楽しく過ごしている実感を持って生きることが一番ではないか。でも、本当にそれが出来ている人は少ないかもしれない。特に、これからの時代は色んな波を受けるだろうから、価値観を共有できる仲間が大切になっていくだろう。