すねる

先日、妻と喧嘩をした時のことだった。私は自分の主張を言い続けていたが彼女は苦虫を噛みつぶしたような顔をしながら自分の主張を言ってくる。私は論理的に冷静な口調で私の主張が正しい事を説明する。それを繰り返しているうちに彼女の口が閉じて明らかに反抗的な態度で、すね始めたのだ。
何となくこちらから声をかけるのだがそっけない態度にこちらも反応する。一気に険悪なムードになり私もすねて対抗する。こうなると私は断固としてすね続けるようだ。相手から謝罪または何か和解のきっかけを持ってこないと、すねっぱなしになる傾向が強く、せっかくの楽しい時間もおじゃんになってしまう。
この事を冷静に考えたいと思う。ポイントは互いに「解って欲しい」ことの対立だということ。だとすれば勝ち負けにこだわり、自分が負けるのが嫌なだけなのかもしれない。人の大きさ、言い換えれば人間力のある人だったらどんな対応をするだろうか?まずは相手の話を全部受け入れるだろう。例え途中で意見の対立があっても自分は負けて相手を勝たせるだろう。でも、それが出来れば人間関係の苦労はなく達人の域なのかもしれない。ただ、私の場合、極端にすねる時間が長いようなので短縮する事を心がけると共に観点を自分に向けて見ようと思う。それは、そもそも意見の対立を作ったのは私であり私が原因しなければ事が起こらなかったかも知れないと言う位置にいることだ。でも、よく考えればその通りなのだから。私が自分の主張を言い続け、相手の意見を受け入れなければ当然に対立する。だとすれば、自分の主張はこうだ。君の主張はそうだね。と言うように互いの主張を尊重すればいいのだが・・・言うは易く行なうは難し。しかし、すね合いになり、険悪ムードの最中に自分から「本当は楽しい時間を過ごしたかったけど自分がそうさせなかったことに悲しみがある」と言えたら、どんなに素晴らしいだろう。
折れて本音の感情を相手に伝えることが出来たら、自分も相手も幸せな気持ちになる事は違いない。

蔵の蕎麦屋

日本酒の蔵元である蕎麦屋が美味いとの評判を聞いて早速行ってきた。
ここは広大な敷地に酒造を家業としてきたが時代の変化に合わせるように再活性化したいい例である。
まずは、敷地の一部をコンビニと和食レストランに貸して賃料収入を得ている。更に会社建物の1階にオープンキッチンの蕎麦レストランを作ったのだ。外からは見分けが付きにくいため口コミでのお客が多いようだ。中に入ると黒を基調とした内装で吹き抜けがあり開放感ある空間を演出している。また、オープンキッチンの周りにカウンター席がありホテルの最上階にあるバーのような雰囲気がある。テーブル席の感覚も余裕があり女性に受けるようなコンセプトで作った店舗だろう。従来の蕎麦屋というよりもフレンチレストランの中で蕎麦を食している感じだ。勿論、日本酒の他にもカクテル、ワイン、焼酎、梅酒等カウンターバーにあるような酒は殆ど取り揃えてあり、日本酒の熱かんがそのままカウンターから見えるように並べてあったりとひと工夫した設備になっている。中でもここのブランドのにごり酒は最高に美味かった。
私は日本酒独特の匂いがあまり好きでないので躊躇ったが蔵元の一押し商品だったこともありトライしてみたがスッキリとした中にも味わい深いものがあり絶品であった。
つまみは天ぷら、鴨肉料理、刺身、肉の味噌漬け料理、出し巻き、漬物と全て美味かった。値段も店の雰囲気からすると実にリーズナブルになっている。店員さんの接客も素晴らしく感じが良かった。
最後に蕎麦を注文したが蕎麦本来の味わいが楽しめた一品で実に素晴らしかった。
外観からでは絶対にわからないこの蕎麦屋さん、私は気に入ってしまった。毎日来ても飽きないような感じがするほど落ち着いて食せる店なのだ。ここの社長も今は何代目になるのか?老舗の既成概念にとらわれずに実行した手腕には脱帽である。本当に素晴らしいと思う。また立ち寄った機会にでもお話しする機会があれば幸いである。

疑似体験

大型スクリーンと音響設備を整えて貸切のクラブで矢沢永吉のコンサートを疑似体験した。
恒例の武道館コンサートが今回は無かったので企画をしたのだ。
集まった仲間は総勢25名で永ちゃんの大ファンからあまり興味のない人までのコミニティになった。
実は昨年に初めてこの疑似体験をやった際に大変好評だったので永ちゃんに興味があるなしに拘わらず楽しいからということで集まった。私は永ちゃんに興味がある訳ではないのだが前回の疑似体験に参加したら凄く楽しかったので今回も来た。本来は白のスーツと黒のシャツで決めてくるのだが今回は数名に留まった。私も次回の本番では仕立てようと思っている。
コンサートが始まりスクリーンに永ちゃんが表れると一気にヒートアップするのだが・・・そこは本番とは違い雰囲気がまだ出来てないのでスタートは皆で様子見になる。次第にあちこちから「永ちゃ~ん」コールが響き渡り、乗れる曲になると皆総立ちで踊り始める。汗びっしょりになり大声で歌いながらの大合唱状態になるのだ。それぞれの自己表現で楽しんでいるこの時間は100%自分を出し切っている。遅れて途中から来た人が戸惑ってしまい追いつくのが大変だ。私も誰に遠慮することなく100%をやっていた。
いい年をしたおっちゃん達が集まって騒いで楽しんでいるのだ。しかし、普段の生活ではなかなかチャンスが無いと思う。今回集まった仲間は素晴らしいと思う。これからも長年に渡り付き合いたい同士のような存在だ。次回は思う存分武道館で盛り上がりたいと思う。

別れ

昨夜は温浴施設閉店に伴いスタッフとのお別れ会をやった。
15名の参加者達と共に大いに盛り上がった。17時から始まったが0時近くまで楽しく過ごした。
特に2次会はライブハウスで皆で踊りまくった。汗びっしょりになり我を忘れて踊りまくるなんて何十年ぶりだろうか。実に爽快だった。最初は遠慮していた人たちも、あまりにも楽しそうな感じだからと言って途中から加わって全員と楽しい時間が共有できて本当によかった。
ただ、飲みすぎて朝になっても顔の赤みが残っていて完全な二日酔い状態になってしまった。
この日を以って別れとなったが最高な笑顔のフィニッシュで締めくくれた。素晴らしいお別れ会になって本当に嬉しかった。主婦の方から学生まで個性のある方々と素晴らしい仕事を通して出会えた事に感謝したい。これからは、それぞれの持ち味を十分に発揮して、幸せな人生を送ってもらいたいと切に願う。温浴事業としては残念ながら失敗に終わったが1年7ヶ月を通して私が体験した事は1億円の利益とは変えがたい体験を得たと思っている。思い切ってやって良かったと本当に思っている。学習したことを踏まえて今度は成功させたいと思う。その際に皆と再会できたらどんなに嬉しい事だろう。