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社長ブログ2009.02.23

すねる

先日、妻と喧嘩をした時のことだった。私は自分の主張を言い続けていたが彼女は苦虫を噛みつぶしたような顔をしながら自分の主張を言ってくる。私は論理的に冷静な口調で私の主張が正しい事を説明する。それを繰り返しているうちに彼女の口が閉じて明らかに反抗的な態度で、すね始めたのだ。
何となくこちらから声をかけるのだがそっけない態度にこちらも反応する。一気に険悪なムードになり私もすねて対抗する。こうなると私は断固としてすね続けるようだ。相手から謝罪または何か和解のきっかけを持ってこないと、すねっぱなしになる傾向が強く、せっかくの楽しい時間もおじゃんになってしまう。
この事を冷静に考えたいと思う。ポイントは互いに「解って欲しい」ことの対立だということ。だとすれば勝ち負けにこだわり、自分が負けるのが嫌なだけなのかもしれない。人の大きさ、言い換えれば人間力のある人だったらどんな対応をするだろうか?まずは相手の話を全部受け入れるだろう。例え途中で意見の対立があっても自分は負けて相手を勝たせるだろう。でも、それが出来れば人間関係の苦労はなく達人の域なのかもしれない。ただ、私の場合、極端にすねる時間が長いようなので短縮する事を心がけると共に観点を自分に向けて見ようと思う。それは、そもそも意見の対立を作ったのは私であり私が原因しなければ事が起こらなかったかも知れないと言う位置にいることだ。でも、よく考えればその通りなのだから。私が自分の主張を言い続け、相手の意見を受け入れなければ当然に対立する。だとすれば、自分の主張はこうだ。君の主張はそうだね。と言うように互いの主張を尊重すればいいのだが・・・言うは易く行なうは難し。しかし、すね合いになり、険悪ムードの最中に自分から「本当は楽しい時間を過ごしたかったけど自分がそうさせなかったことに悲しみがある」と言えたら、どんなに素晴らしいだろう。
折れて本音の感情を相手に伝えることが出来たら、自分も相手も幸せな気持ちになる事は違いない。

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