農業体験会 後編

農業体験で最初に取り掛かった仕事は林道の溝に溜まっている落ち葉を拾い集める作業であった。
軽トラックの荷台に乗り込み目的地に着くと、溝に溜まった落ち葉をスコップで拾い上げて袋に入れるのだが水分が含まれていて重く、腰に負担が掛かるため長時間やり続けるのはかなりきつい。私は始まったばかりなので袋詰めの作業をやったりしながら、ペース配分をしていた。この袋詰めした落ち葉は畑に持ち帰り、土に栄養を与えるために撒くためのものであった。その後少し奥に入って行き、山の土を掘って袋詰めする作業をやった。これは落ち葉と違い物凄く重いため一袋でも男3人がかりで運ぶのだ。私は腰がおかしくならない程度に参加したが直ぐ若手に変わってもらった。どうやら農業は腰が強くないと出来ないようだ。作業が一段落すると農作業の地元のリーダーが道路から少し入ったところに、食べられる野菜があるからと入って行き、それを見つけると引っこ抜いてボリボリ食べ始めた。私も分けてもらい食したが正直あまり美味しいとは感じなかった。名前は忘れてしまったがジュースにすると良いようである。
畑に戻り集めた落ち葉を全て巻き終えて耕運機で土と混ぜる作業に入った。私も運転させてもらったが平衡感覚がなかなか掴めなく思ったより難しかった。その後左右の土を中央に寄せる作業をやって苗を植え水をやった。一通りの作業を終えて感じた事は手間をかけると土から苗に養分が行き渡るだけではなく、人の気持ちも加わって素晴らしい野菜が育つのではないかと思った。手間を惜しもうと思えばそれなりに出来ると思うが出来上がりが全く違うだろう。最後に取り立てのネギを軽く炙って食べさせていただいたが感動の味であった。やさしさのある甘い味で柔らかい食感がたまらない。人生で味わった最高のネギであった。今度は自分達で作った野菜で感動を味わいたいと思う。

農業体験会 前編

当社主催の農業体験会を千葉の鴨川で土曜、日曜日で実施した。
参加者は当社の社員2名と私を含め総勢で20名となった。
神奈川、埼玉、東京からの参加者に加えて地元の若いお母さんと家族が参加してくれた。
皆さん共通の目的は農業体験を教えてくれるコミニティの仲間に加わる事で自ら農作業が出来るようになることだけでなく、目的を共有できる仲間が得られることなのだ。
皆さんを見ているととても生き生きと、明るい表情で体験している様子が印象に残った。
人は土をいじりながらお日様の下で働く事で細胞がオンになるような気がしている。日常はオフになっている細胞も農作業を中心に生活を始めると細胞が切り替わるようである。皆さん始める前と終わったあとの顔の表情が全く別人のごとく笑顔いっぱいの子供のようになる。
私も農作業を体験して見て作業の大変さが身に染みた。まずは基礎体力がないと作業が続けられないということ。(笑)それも地道な作業がほとんどで、慣れてコツを掴むまではがむしゃらにやるしかないのだ。農家の方は要領を得ているので全く力を入れている風では無いのに短時間で作業を終える事が出来る。それも淡々と息切れなど全くしないで朝から夕方までやっている姿をみてあっけにとられてしまった。次回は体験会の内容をお伝えします。

新たな取り組み

3月の決算期が過ぎて16期目の新年度になった。新卒の初々しい仲間が加わり、昨年同様とてもエネルギュシュなスタートとなった。先週、社員の皆さんへ経営計画を発表した。その中で当社のビジョンであるロハス村の開発に当たり今年の8月より社員が現地に移住して米や野菜作りを千葉県鴨川市で本格的にスタートする。現地のNPOとの共同作業によりコミニティを形成して色んなイベントを企画して行こうと思っている。私も今週の土、日曜日から始まる農作業体験会に出席して来るが今からワクワクしている。体力的に不安がないと言えば嘘になるが新たな取り組みに挑戦することでモチベーションが上がっている状態だ。鴨川は5年前に私が移住した経験がある。高台の家から海を見下ろす景色は素晴らしく山の幸、海の幸が揃っているこの場所で今も時折バーベキューをやったりしている。
私は家族で移住を試みたが現地とのコミニティにうまく溶け込めずにあえなく1年で終わった経験がある。いかに現地のコミニティとのふれあいが大切でかつその手段を構築するのが移住者にとって一番大切なことだと思った。それを今回当社の社員が担う事でコミニティを発展させロハス事業のスタートが出来る事を大変喜ばしく思っている。次回は今週の農作業体験を発表します。