繁盛店

正月休みにスキー場から帰る途中に中華料理店に寄った。
ここは以前から混雑していたので一度行ってみたかった店であった。
午後2時をまわっていたが行列ができていて相変わらずの繁盛店だった。
20分程度待つというので並んでいる間に店内を観察してみるとお客さんの大半が麺類と餃子を食していた。厨房がかなり広めで店主らしき人物がこちらをチラチラ観察している。
実際に調理をしているのは男性3名と女性が1名洗い物を担当し、ホールには女性3名のスタッフが料理を運んだり、片づけをしたりと忙しそうに動いていた。
そこで素晴らしいと思ったのはお客様が食事を終えてから席を立ち会計を済ませてからの次のお客様のセットアップまでが物凄く短時間なのだ。ひどい店になると席が空いているのに次のお客様を待たせたままで、ご案内しない店も時折見かける。
素晴らしいオペレーション体制を構築している点が感心した。
そうこうしている間に順番がきて席に着いてメニューを見たが、やはりここの売りは麺類と餃子であった。人気ランキング№1のトマトラーメンと餃子を注文した。
他に新メニューが幾つかあり、常に新しい商品開発にチャレンジしているのが解り、繁盛しているもう一つの要素として感じ取った。
実際にトマトラーメンを食してみると実に美味かった。発想はトマトスパゲティなのだろうか。具財がほぼ同じで違いといえばスープと玉子位のもの。麺に粉チーズをかけるところまで徹底している。しかし、ラーメンの感覚で全く違和感がない。それどころか、トマトとスープが絶妙の相性であっさりとした味付けなのに癖になるくらいのインパクトがあった。さすがに人気№1の商品だけのことはある。餃子も皮が薄くパリッとした食感で凄く美味しかった。最後に繁盛店の要素として店主の存在だろうと思う。終始周りを見渡しながらお客様に笑顔で会釈をして店の雰囲気を作り出している。
値段も決して安くはないのだ。デフレ傾向の世の中だが工夫と努力で克服できる素晴らしい見本を見せていただいたようで感動して店を出た。