朝食

週末の朝ファミレスに行くと結構な人で賑わっているので意外に感じた。
周りを見渡すとコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる中年男性、家族連れの方々や
受験勉強をしている学生が目についた。
何かゆったりとした空間を感じるのは週末の朝のせいなのか。
私は子供の要望もあり朝食をファミレスですることになった。妻が外出しているためもあり久しぶりの事である。
私の場合、普段の朝食は和食で炊き立てのご飯に卵と納豆に味噌汁といったごく普通のメニューである。しかし、ファミレスで注文する場合なぜか洋食になる。トースト、サラダ、
コーヒーといった感じだ。子供もパンケーキとポテトを注文していた。
子供はドリンクバーでメロンソーダやオレンジジュースを取りに行くのが楽しいようだが私は面倒なのと、一杯でいいので美味しいコーヒーのほうが嬉しい。
そういう意味ではカフェの方がいいのだが、最近は外資系のカフェやチェーン店では、子供と一緒にゆったりとコーヒーを飲みながらトーストを食べる雰囲気でもない。
家族で一緒に朝食を食べるとなるとファミレスになってしまうのだろう。
しかし、どうしてもファミレスで和食を注文する気になれない。外食で他の場合を考えてみると吉野家では朝定食だし、ゴルフ場でも和定食にする場合が殆どだ。ホテルの場合でも朝は和食メニューを注文している。ファミレスでも和食のメニューはあるのだが、和食よりも洋食が食べたくなる気持ちにさせる何かがあるのかもしれない。

魚屋

魚屋のおばちゃんは相変わらず元気な声でお客さんと話をしていた。
鴨川市太海にあるこの鮮魚店はかつて私が通っていたお気に入りの場所だ。
鮮度抜群の魚が豊富にあり、すし屋や旅館に卸もやっている繁盛店だ。
おばちゃんとは2年近く会ってなかったが肌のつるつる感は当時のままだった。
鴨川に住んでいた頃は毎日のように魚を見に来ては気に入った魚があるとさばいてもらっていた。
この日もタイ、イサキ、カマス、カツオ、イカ、アジなどの地魚が輝いていた。
ここは冷蔵庫を使わず、箱にキンキンに冷えた氷をはりその中に魚を入れている。
魚を取ろうと手を突っ込むと冷たすぎてすぐ手を引き上げてしまうほどだ。
これが鮮度を保つ重要な役割を果たしている。
特に目を引いたのがヤリイカだった。一目見ただけで生きが良く美味そうだった。これを刺身にして、スルメイカは焼き用に調理してもらった。特にスルメの肝焼きは酒の肴には
最高である。これらは本当に鮮度がいいので、すし屋や料理屋では食せない旨みを味わえるのだ。水揚げ直後のとりたては地元ならではだろう。
しかし、お土産で持ち帰ったり、宅急便で送ったとしてもこの味を保つ事は出来ない。
干物は別として生の魚は冷凍保存しても時間が経過すると鮮度が保てない。
但し、お会計の方は少々値が張るので長年住んでいる人たちはスパーへ足が向いてしまうらしい。むしろ、定期的に来る観光客や別荘を利用するために訪れる人たちの御用達になっている。魚屋のおばちゃんとのコミニケーションも楽しみの一つである。

記憶

最近になって飲む席での話の記憶が飛ぶことがよくある。
翌日になって昨夜の話をされるのだが、さっぱり記憶にないのだ。
ある程度のラインを超えるとそのような傾向になるようだ。
もともと酒は強い方ではないがピッチが早いので酔いが回るのだろう。
しかし、よくよく観察してみると酒だけが要因して記憶がないのだろうか。
普段の仕事での報告事項でも聞いていなかった勘違いがたまに見受けられる。
友人同士の話でも同様なことがある。
記憶力なのか傾聴力の問題なのかを観察してみたが、記憶力が通常より劣っているとは考えたくなかったが、自分が発した話の内容が記憶にない事があるのでそれもあると思う。しかし、どちらかというともしかしたら傾聴の方が問題なのかもしれない。傾聴力とは「アクティブ・リスニング」のことで、相手の話に関心を持ち、積極的に受け入れながら深く話を聞いていく方法のことだという。
何かすごくピッタリくる感覚があるのは何よりの証拠だろう。自分に関心がない話だと自動的に聞こえなくなるのは以前から気がついていたが、私の場合、記憶力との相乗効果があるのだと思う。全く困った話だ。先日テレビを見ていた時に脳内指紋の検証をしていたのを思い出した。これは自分が意識的に記憶に無くても脳の側頭部に記憶されていて、ある機器を使って脳波を調べると記憶している部分だけに反応があるので、指紋のような役割を果たす機能があるという実験結果であった。
もし、これが実用化されたら私は大変な事になるだろう。(笑)