特殊法人

いつものように地下駐車場に入ろうとするとスーパーアリーナの前は渋滞になっていた。
日曜日の午前中からこんなにも渋滞しているのはコンサートに違いないと思い、ジムに行くのを半分諦めていたが、駐車場の警備員にジムとの契約駐車場に入りたいが何とかならないか訪ねると、地下の警備員と無線で連絡しながら誘導されて、渋滞の先頭を追い越して地下の駐車場へと入っていった。
周りを見渡すと沢山の車が駐車してあったが所々に空きがあったので不思議に思ったが、私はそのままエレベーターに乗りジムへと向かった。1時間位トレーニングをして駐車場に戻る際に若者達が長蛇の列を作っていたので、やはり人気のミュージシャンのコンサートだったらしい。地下に戻り駐車場を歩いていると警備員があちこち点在していて2人で世間話をしていたりして、私が近づくと丁重な挨拶をしてくれる体験をした。
自分の車に辿り着くまでにこれを3回された。いったいこの駐車場は何人の警備員で運営しているのか驚いてしまった。殆ど何もしない人達もいるので全く無駄な人件費を費やしているのだ。民間では考えられない事であり、特殊法人の醜い組織の仕組みが垣間見える。スーパーアリーナそのものが経営感覚のない組織なので委託されている方も当然に右へ習えになる。おまけに私が駐車場を出るときにも空きが幾つかあったのだが、外は相変わらずの大渋滞。にも拘わらず警備員達は暇そうに世間話をしていて、利用者が渋滞で待っている事に何の関心もない仕事振りには呆れ果てた。いったいトップリーダーは何を考えているのか。このような天下り先の組織が延命を図ると、国の収支も黒字化するには難しくなるのは当然であろう。