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社長ブログ2010.07.12

隣の自転車屋さん

出かけるのに自転者を乗ろうとしたらパンクしていた。仕方がないので隣の自転車屋さんで修理してもらう事にした。自宅の隣でありながら、パンク修理を頼むのは初めてだし、私が自転車のパンク修理に出すのも記憶にない程、大昔の出来事だった。
店の主人は外出中だったので奥さんが修理に当たってくれた。
5~6分位で手馴れた仕事のように修理してくれた。お代は1000円なり。
パンク修理でこの値段とは少々驚いた。しかし、今は当たり前の価格なのだろう。私の感覚があまりにも昔のものなので、高いと感じるのかもしれない。しかし、新品の価格は昔と比べてどうだろうか。昔と言っても30年位前の話だが、その頃より今の方が新品の自転車は安くなっているのではないか。
確か大型量販店だと1万円位で広告が出ていたような記憶がある。明らかに30年前と比べ新品は安くなっているが、パンク修理などの工賃は上がっている。人件費がそんなに上がっているかと言えば差ほどでもない。ではどうして自転車屋さんの工賃だけが上昇しているのだろうか。
そんな事を考えながら修理が終わるのを待っていると、2人のお客さんが来ていて、何らかの自転車修理の依頼をしている。お客様の自転車にかかわる仕事は結構あるようだ。
修理は原価が殆んどかからない、手間賃なので数が多いと結構な収入になるだろうし、むしろ新品を売るよりも商売になりそうだ。対応が良ければファンとなってリピート率が高まり、自営業的には他の業種よりも安定的なように思う。
数日前に自転車屋さんの娘さんが結婚するのでうちに挨拶に来てくれた。
親の代から30年以上経つこの自転車屋さん、地味ながらもコツコツ信頼を重ねてきたのだろう。お嬢さまも礼儀正しく、教育も行き届いている感じで幸せそうな家族である。

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