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社長ブログ2010.07.20

祭り

毎年恒例の地元祭りが行われた。炎天下の中、老若男女が力いっぱい御輿を担ぐ姿はとても美しく映っていた。私は裏方仕事の手伝いを担当した。御近所付き合いがある関係、毎年何らかの形でお手伝いを仕方なくする感じである。
御輿が移動する中継地点に先回りし、水やビール、おにぎりなどの食べ物をセッティングする役目だ。とにかく熱波がコンクリートの道路からも反射するような状態なので、途中で水分補給しないと大変な事になってしまう。裏方のリーダーであるK氏と共にサポートに汗をかいた。
K氏は担ぎ手のプロだという自負がある。今年は父親の喪が明けていないので自粛しているそうだ。本来は担ぎ手の中心人物なのだ。彼いわくビールや酎ハイなどのアルコールは発汗作用がある為、プロの担ぎ手さんは水しか飲まないらしい。
見ていると確かにアルコールよりも水や汁物を好んでいるようだった。
私は彼らの姿を見てある人が言っているのを思い出していた。
御輿を担いでいると周りの観衆がアホに見えてくると。なぜ、君たちはこんな素晴らしい体験をせずに見物しているのかと…
その言葉を思い出させるほど皆生き生きと楽しそうな表情であった。
そんな私の心を察してくれたのか、K氏は私を担ぎ手に送り込んでくれたのだ。最後の方であったが最前列で担いで見たが意外にリズムを取るのが難しい。肩が痛くて、息も上がり数分でクタクタになってしまうほど体力を消耗する初体験だった。
でも、気持ちよかった。何とも言えない爽快な気分にさせてくれる。来年は最初から担ぎ手に回ろうかと思った。

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