団体旅行

今年で二回目の参加となる赤坂フェニックス会の旅行は25名が集まり、2日間の日程で新宿を午前7時に出発し観光バスで立山黒部アルペンルートへと向かった。
バスで行くには長時間要すると思っていたが意外に近く5時間で到着した。
黒部に上がるアルペンルートは富山県から入るルートと長野県から入るルートが有るが、今回は富山県からトロッコ電車に乗りバスを乗り継ぎ黒部ダムまで一気通関のコースとなった。
途中、室堂で散策をしたが雪景色に驚愕すると同時に、真夏にもかかわらず冬の気候を体験した。
空気が薄い為に息切れする同士達を後目に私はどんどん進んで行った。
団体旅行特有の行動に向いていない私は自由がきかなかったり、乗り継ぎの待ち合わせが決められたりするので、自分の思った通りに行動出来ないジレンマに落ち入っていた。
海外旅行などのツアー等も例外でなく、何時も行く時はツアーは組まない。
しかし、ここ黒部アルペンルートは自家用車では行けないのだ。
トロッコ電車、高原バス、ロープウエー、等で山を幾つも越えた先にあるので100%自力では行けないのだ。ヘリコプターでもない限り団体行動を余儀無くされてしまう。
そんな苦労の末に黒部ダムに到着した。そのスケールに驚愕し、こんな山奥に人間の手でこんな大規模なダムが作れるものなのかと。まさに神業とはこの事をいうのだろう。
放水の勢いに感動し、歴史を知れば知るほど偉業さが伝わってきた。工事に携わって殉死した方々の数は171名だと記されてあったが、実際には身元も解らない人達も工事に携わったというから、もっと多くの方々の犠牲のうえで完成したのだろう。それにしても壮大な景観とスケールは驚くべくものであった。
是非、もう一度訪れたいと思った。
2日間の日程を終え、新宿に到着したのは10時を回っていた。夏休みの影響もあり遅れての到着となったが、帰りのバスでは旅行の楽しい話に花が咲いた。