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社長ブログ2010.12.28

蕎麦屋

赤坂に住む友人の家の近くに以前から気になっていた蕎麦屋があった。
友人曰く、日本一美味い蕎麦屋を食わせてくれると言う。
先日、その友人と2人で店に入った。昼時には大混雑するのを知っている馴染みは2時近くに来店するようだ。しかし、この日は12時半に混雑覚悟で入った。
入って見て驚いたが、小上がりの他にテーブル席が4つほどの狭い店内だった。
相席が当たり前になっていて、ひっきりなしにお客さんが出たり入ったりしている。こういう人達は蕎だけを目当てにくる客だが、中には熱かんを飲みながらゆっくり過ごす人達も目についた。我々もゆっくり派の口で、つまみを頼みながら熱かんを飲んでいた。
玉子焼き、あさり、焼き鳥、貝柱のわさび和え、どれも深みのある味わいで素晴らしく美味しかった。普通の蕎麦屋にないつまみを出してくれる。酒も進むはずである。2人でいい気分になりながら気がついたら酒を6合も飲んでいた。既に2時を回っていたが満席が続いている。
客単価も高いのでいい商売になっているようだ。
最後に日本一美味いという蕎を食べた。酔っていたとは言え味覚は確かなはずである。
私には普通であった。それよりも量の少なさに驚いた。一人前を普通に頼むとほんの少量しか盛られてこないのだ。量の少なさでは日本一かも知れないが…
しかし、蕎麦屋で美味いつまみと熱かんでゆっくり食すのは最高の気分であった。
なぜ蕎麦屋だとこんな気分になるのだろう。
時代劇で見る風景を思い出した。酒を飲む画面の定番は蕎麦屋だったような気がする。
日本人の落ち着く場所は蕎麦屋で一杯やる事かも知れない。

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