ニセコ

正月休みに北海道ニセコへスキー旅行に行ってきた。
本当にスキーに集中するプランだったので北海道を楽しむ事はせず、氷点下8℃の中をニセコでスキーに専念した旅であった。
今年は例年に比べ極端に積雪が少ないそうで何十年ぶりかの状況だと言う。
地球規模の温暖化によるものだろう。そんな中でも見渡す限り外国人ばかりに驚いた。
雪質が良いのは世界的に有名なのは知っていたがこんなにも多勢いるとは正直驚いた。
現実に積雪は少ないがパウダースノーは健在で実際に滑ると、こんなにも気持ち良く滑れるのは初めての体験で感動した。アイスバーンの所は全くなく雪を噛み締めながらと言った感じなのだ。しかし、頂上付近になると氷点下10℃近くなり,吹雪いている為にリフトに乗っていると顔が痛くて、寒くてたまらないのだ。本当に極寒状態の中だが滑る感覚を楽しむ為にみんな我慢するのだ。滑り終わると温泉が待っている。天然温泉の露天風呂で雪のシャワーを浴びながら湯に浸かっていると実に気持ちが良い。あの寒さも吹き飛んでしまうくらいに体の芯から温まる。
夜になり食事に出かけると店の中は全員外国人で順番待ちの状態だった。北海道の特産物を中心に料理を出す店は大盛況で特に地酒を好んで注文している。
地元の人に聞いてみた。外国人はオーストリアが多く土地を購入して大きな大きな別荘を建てているのだ。彼らの別荘はケタ違いにデカいのだ。日本のそれとは何倍も大きく中には数十億円で建てた物もあると言われる。要するに、彼らが土地を買い占めているうちに,土地の価格が上昇して今ではマレーシアの資本も入りだし目抜き通りに付いている土地は坪50万円もするそうだ。
正にニセコの比羅夫地区だけがバブル化している。億単位の金が入るから細々と経営しているホテル経営者達は売却して、楚々くさとニセコを離れて行くそうだ。
外資のレンタルスキーショップやスキースクール、センスが良く最新の器具を揃えている。
ニセコの商人達は従来のやり方では成り立たない。ある人は外国勢に乗っ取られる恐れを感じていると言う。いかにして共存しながらニセコを発展させて行くか最大の課題に思う。
この狭いエリアに大変興味を持った。今後も注視していきたい。