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社長ブログ2011.03.14

地震

その日は古い友人からビジネスに繋がればという事で、ある人物を私に引き合わせてくれる様になっていた。
自宅の一階ロビーで午後3時に来て頂く事になっていたので、私は20分前に帰宅して新聞を読みながら待っていた。

すると突然強い揺れを感じると同時に恐怖を感じた。すぐさまテレビをつけたがスタジオも慌てた様子で非常事態が明らかだった。

高層建築で免震構造になっている為に揺れが大きく長いのだ。外を見渡すとオフィスからヘルメットをかぶって非常階段を駆け下りるビジネスマンやレストランの料理人の姿があり、避難場所の檜町公園が多勢の人で埋まっていた。私もしばらくしてから非常階段で一階まで降りたが約束の時間の3時を少し回っていた。

来客の2人の安否を気にかけていた時に正面から姿が見えたので安堵した。事態が混乱していたので挨拶もそこそこに地震の話になり一人は歩いている最中に、もう一人は車でパーキングに止めている時に発生したという。自己紹介をするゆとりも無いままに、携帯で会社に連絡するも全く通じなくてワンセグで情報を聞いて初めて事態の深刻さを知る事に。その間何度も余震が続いて立ち往生していた。

その後、友人を自宅近くまで送る際も都心は交通渋滞で結局、六本木から品川までの往復で約7時間を要した。
運転している最中に思った事は首都圏で地震がきたら、あっけなく全てが止まってしまうという事だ。
どんなにIT技術が発展しようにも人間の力ではどうにもならない出来事だと。そして、行き過ぎた文明の戒めのメッセージの様にも受け止められた。

今こそ、低エネルギー消費生活の見直しが必要だと強く感じた。

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