グリーンスムージー

グリーンスムージーの講座に行ってきた。
以前から興味があったのだが、欧米でもすごく盛り上がっていてテレビでも専用カフェが賑わっている映像を見た事があった。自宅にはそれ用に一年程前に購入したミキサーが控えているので作り方さえ教えてもらえば即出来るのだ。

なぜグリーンスムージーかと言うと、普段の食事を含めて口に入れてから飲み込むまでの時間が一般的
にすごく早いと言う事が問題で、ベストは30回は噛んでから飲み込むのが良いそうである。しかし、現実は10回も噛まないで飲み込んでしまっている。
サラダやフルーツ
を普通に食べるよりミキサーでジュースにする事で栄養が行き渡り、以前よりも空腹感を感じる事がなくなるようだ。ダイエットにも効果的だし、何よりも肌に良いそうなので女性はやってみるといいと思う。

作り方は簡単で葉もの野菜であるほうれん草、ちんげん菜、小松菜、等の野菜とバナナ、リンゴ、スイカ、ブドウ等のフルーツに水を入れてミキサーにかけるだけで出来上がる。
実に簡単でフルーツが六割に対して野菜四割ですごく美味しいスムージーが出来る。
実際に自宅に帰って試そうと思い食材を用意してミキサーにかけて見たが動かないのだ。電源は入っているのに何故か動かない。試行錯誤の末にミキサーの蓋を上から抑えないと動かないようになっていた。ミキサーと挌闘すること約一時間やっとの思いで作った最初の自作スムージーは意外にうまく出来た。
子供と一緒に毎日の朝食はスムージーを続けてみる。

強気相場のおばちゃん

高くて美味しい店は当たり前にあるが、安くて美味い店こそ価値が高いというものだ。
正にそれを象徴するような焼肉店が銀座にある。

先代から続いて40年になるそうだ。以前から予約の電話を入れるにも叶わず、先日ようやく空きが出て行ってきた。そこは10席程の小さな古い店で店主のおばちゃんが一人だった。気難しそうな風体でいかにも女職人という感じである。

メニューを見ると上カルビとか上ロースというのがなくて全てカルビ、ロース、たん塩、ハラミと言った感じでシンプルメニューになっている。とりあえず、ロース、カルビを注文してビールを飲みながら次に追加しようと考えていた。注文してから肉がくるまで随分時間がかかった。
見てると注文を受けてから肉を切って計りにかけているようだ。

ここのロースは変わっていてユッケのような切り方になっていて、一枚づつ焼くのではなくて一山鉄板に載せて焼くのだ。知らないから少しづつ焼いていると、おばちゃんが寄ってきて「うちのロースはユッケに使える肉だからいっぺんに焼くんだよ」ぶっきらぼうに言った。
続いて、今だから大きな声で言えないけど生でも平気だよと。
実際に生で食べたが格別の味わいだった。何とも言えない肉の旨みが口の中いっぱいに充満している。半生に焼いてもすごく美味しい。これなら追加してみようと。そこでたん塩を注文した時である。
肉はあるが出さないと言う。
呆気に取られて、客が注文したのを断る店があるのかと思った。品物があるのに出さないのだ。理由を聞くとタレ物を食べた後には本来の味が変わるから先に注文しないと駄目という。
これまた驚きである。
注文する前にちゃんとに説明するか、メニューに表示してあれば解るがそれらもなくて出さないというおばちゃんがあまりにも自信に満ち溢れているので、文句の言いようがなく強気相場で商売をやっている姿勢を認めざるを得ない状況だった。しかし、こうなるとたん塩が惜しくて仕方がない気持ちになる。
食べたいがおばちゃんの方針に従わざるしかない。
気持ちを切り替えてハラミを注文した。これも絶品だった。霜降りが適度な状態で実に素晴らしい。どの肉も仕込みの段階で特製ダレに漬けておいてるので肉に染み渡っていて、焼いた後に別のタレで食べるから余計に美味しいのだ。
先代から伝わる調理法だそうだ。

私も紹興酒を何杯か飲んで酔っ払ってきておばちゃんに話しかけたりした。
肌が綺麗ですね。褒めてあげるとご機嫌になってきておばちゃんも日本酒を飲み出した。身の上話しまでに発展して仲良くなった。
おばちゃんは一人でやっているので寂しいのだろう。気難しい女職人が満面の笑みになって喋っていた。

マクロビ

マクロビオティック、ローフード、オーガニックと言った自然食のカテゴリーがあり、最近よく耳にするようになった。専門のスクールまであって女子の注目分野になりつつあるようだ。
女子達は外見を磨き上げたとしてもある年齢からは限界があり、体内から綺麗にする事で外に反映する事を知っているようだ。おまけに食の安心、安全が叫ばれている時代である。

先日、天然村でマクロビ料理の教室を行い専門の先生を招いて勉強した。要するに動物性タンパクを一切用いないオーガニック料理の事になる。メインは雑穀米でアワやヒエを使うのだ。何とも地味なイメージで食欲が湧いてこない。実際に食してみたが自然食という実感はあれど、もう一度近いうちに食べてみたいと思う事はなかった。そこがナチュラル志向の女子との大きな乖離があるようだ。自然食でもグルメを追及したい私のような志向はオーガニック料理の方が良い。これは動物性タンパクもありで有機野菜を中心とした料理なので一般的なのだ。しかし、自然食を通じて美を追及する女子はストイックに加熱しないで野菜を食するローフードだったり、調味料も塩と醤油しか用いない雑穀を中心としたマクロビ料理に傾くようだ。

セブンイレブンやスーパーの弁当ばかり食べている人達は気の毒に感じるが、ストイックにマクロビ料理ばかり食べている人達も同じように感じる。やはり、天然村の近所のおばちゃんに作ってもらうオリジナル田舎料理の方がずっと美味しい。シンプルに取り立ての野菜を色んな調理法で食べるのが一番だと思う。
たまにはイノシシの鍋料理だったり、魚介のバーベキューだったり、地の素材を生かした美味しい料理を皆さんに振舞いたい。

ポルトガル料理

友人が絶賛していたポルトガル料理店に行ってみた。
そこは表参道ヒルズの向いにありブランドショップがある立派なビルだった。店内に入るとテラスカフェに案内された。この周辺は低層階の建物が多いため景観が抜けていて遠くまで見渡せる。ここのテラスからもビル群ではなくて神宮の街並みや緑が楽しめてゆったりと食事が出来る演出をしてくれていた。
ポルトガル料理を食べるのは初めてだったのでどんなメニューがあるのかも見当がつかなかった。店員さんにおすすめを聞いて注文した。

まずはポルトガルビールを初挑戦してみたが日本のビールの方がよかった。ワインも何種類も用意されていたが、リーズナブルなラインナップが目を引いた。
食事はおしなべて言えば魚介類をベースとした料理で素材を生かした調理法になっている。例えば魚介の蒸し鍋は調味料を一切使用していない。それなのにしっかりとしたコクのあるスープが仕上がっていて感動の味わいだった。魚介のダシがきいていてそれに何も加えない。口にした一瞬は薄味に感じたが食べていると味わい深かくなってくる。見かけはスペイン料理のようだがそれとはまったく違い日本人にあってるようだった。鍋の後にリゾットにするのが定番でこれがまた最高の味をかもし出していた。格別であった。
最後のスイーツは自慢の一品で半熟カステラという変わったものでカステラの生地と一緒に半熟のタマゴスープと絡めて食す。少々甘いが本場では極甘だそうな。女性に喜ばれそうな一品である。お会計は思ったよりも安くて驚いた。飲んで食べて一人7000円位でこの雰囲気と料理が食べられたら、言う事なしである。
グルメの友人が絶賛するだけの店であった。