コラボ

友人A氏の声掛けで、日曜日の昼過ぎに都内のホテル会議室に集まった。
私を含めて5名になるが、初顔合せもあり昼食をしながら自己紹介をした。
その中の一人は、その日の朝に鹿児島から駆けつけて夕方には戻るという女性もいた。

美のコングロマリットを提唱するA氏は原宿・銀座で美容室を大きく展開しているプロデューサーで、鹿児島からいらした女性はボディトリートメントサロンを経営し、ゴットハンドとしても名高いカリスマエステシャンでもある。
雑誌にも取り上げられていて独特のトリートメントは私も体験したが、実にしなやかで気持ちが良い。
そして、カップルでいらした2人は年末に挙式をされるそうで男性の方は何度かゴルフで一緒になり、仕事を通じてお会いした事もあった。
44歳になる彼は初婚になるそうだが、イメージはチャラ男で毎晩飲み歩いて女の子を口説いていると言う話も聞いていたので、相手の女性と会うのも楽しみにしていたのだが、第一印象は凄く良かった。
オットリタイプで気が利く美人で、話をしていて実にしっかりとしているので驚いてしまった。
本人も言っていたが運命的な出会いなそうだ。
彼女は歯科医でもあり、銀座で歯のホワイトニングをしている専門のサロンに勤めている。

2人の女性のキャリアと3人の男のコラボで、美のコングロマリットプロジェクトを進めるという話に発展した。
男の役割分担は企画、経営、投資に分かれて私は投資を受け持って欲しいとの事であった。
元来、すぐに人を信用しない私はビジネスを組む事はあっても、コラボする事はなかったので今回のミィーティングでも最初は懐疑的な態度で聞いていたが、皆さんの人間力が素晴らしく自分だけと言う考えよりも皆の力を合わせてやって行きたいという思いがあって、終始非常に良い雰囲気の中で第一回目のプロジェクトミィーティングが出来た。
どうやらA氏は人の縁を結ぶ役目が天職の様である。

社員旅行

羽田空港に8時に集合し、韓国へ二泊三日の社員旅行に行って来た。
天然村の村長横山も久しぶりに皆と合流する機会になり、ハイテンションのスタートの旅立ちとなった。

現地には昼過ぎに到着して、買い物組とランチ組に分かれて楽しむ事になった。
機内でビールやマッコリを調子良く飲んだせいも有り美味しい食事にありつきたく、ガイドの朴さんにドジョウスープの美味しい店をリクエストして案内してもらった。
日本の柳川鍋とは違いドジョウがそのままスープに入っていて辛みのきいた味付けになっている。
非常にシンプルでご飯に混ぜても美味い。
ここで韓国焼酎「チャミスル」が登場する。
現地の方はビールと割って飲む爆弾と言われる飲み方をする。
これを真似てカキのチジミを食べながらクイクイ飲んだ。
飲み口が柔らかいのでついついペースが早めになってしまうのが落とし穴なのだ。
若手グループもまんまと罠にはまってしまう。
大変盛り上がった席となり朴さんも苦笑いであった。

二日目には各所文化財の見学ツアーに出かけるがどこも大賑わいで披露困ぱいだった。
おまけにバスで時間管理されながら名所巡りをしたりするのが苦痛な方なので、何とか耐え抜いた感があった。
そんな中、ガイド役の朴さんが楽しそうに仕事をしているので聞いてみた。
この仕事が楽しいと心から思っているそうだ。
母国の歴史や重要文化財を紹介して広く国を知ってもらいたい。
そんな思いで仕事に取り組んでおられる姿は大変美しく映る。
お子様が2人いらっしゃるが子育ては主人の方が負荷が大きいようで、仕事に生きる彼女にとってバランスしている環境を自ら創り出しているようだ。

今回の旅行は二日目を除くと自由行動なので、買い物をしたり屋台に行ったりしながら市内を観光したり各人がそれなりに楽しめたようである。

今回も昨年に引き続いて旅行の幹事長を務めた岡も、昨年の経験を活かしながら上手くリードしてくれた。
色んな観点から物が見れる彼女にとって、新たな発見もあったようで良かった。
それぞれの楽しみを満喫出来た、とても有意義な旅行であった。

鳥すき

神田にある老舗料理屋に入ると畳の大部屋に案内された。
仕切りも無い空間で8組位のお客さんが食事をされていた。
それは浅草にある駒形どぜうと似た感じで小さなテーブルで食す江戸時代を彷彿させるような風景であった。
ここは鳥すきやきの店だ。
私は今回が初めて鳥すきやきを食べたがそんな料理がある事さえも知らなかった。
友人が相当のグルメで彼曰く、かなりイケル店なので一緒にやってきた。

仲居さんが炭の鉢を運んできて、すき焼用の鍋で牛肉のすき焼を料理するのと同じ手順で仕上げていく。
鳥肉の皮から内臓まで具材を秘伝のタレでぐつぐつと炭火で煮立てるのだ。
これがたまらなく美味しい。牛のようなしつこさが無いので何人前でも食べれる感じだった。
肉だけでなく、しらたきも細くしっかりしていて、長ネギと一緒にタレをつけて食べると本当に美味い。
誰でもハマる美味さである。
但し、あぐらで座っているので思ったより早い段階で満腹感がやってきた。
店のメニューには無い親子丼が本日のメインなのだが、あまりにも美味しいので肉やしらたきを追加したのもあり満腹状態で親子丼を食べる事になった。
それは友人がその場で作るのだ。
すきやき鍋にある具材の上から卵とじをして、隠し味に日本酒を使い絶妙にご飯と合う感じに作るのだ。満腹状況でなかったらもっとたくさん食べたかった一品である。
驚いた事は彼の食に対するこだわりだった。
いかにしたらもっと美味しく食べれるかを彼なりに試し続けたからだと思うが、一緒にいる私としては大変ありがたい。
美味しい料理が更に美味しくなるのだから嬉しい限りだ。

次回は追加をしないで親子丼をしっかり味わうつもりだ。
食に対する価値レベルが更に上がった体験をさせて貰った。

オープニングイベント

10月1日土曜日と翌日の2日間で天然村オープニングイベントを開催した。
3年前から手掛け始めてようやく現実開店日を迎える事が出来た。
これも地元の方々の協力あっての事で深謝している。
また、スタッフである村長の横山も2年前から鴨川に移り住んでこのプロジェクトに専念して頑張ってくれたおかげである。
埼玉や神奈川から駆けつけてくれた人達、鴨川市長、市議会議長、お役所の局長クラスの方々も祝いに訪れて頂き大変賑わったイベントになった。
当社の若手スタッフも応援に来てくれた事もあって皆さんご満足いただけたようで安心した。

食事で評判が良かったのが、農薬を一切使用していない手作りの田んぼで先日刈り取ったばかりの新米おにぎりが絶賛だった。
地元の農家の方々からもよく出来たと褒めて貰った。
完全無農薬なのと全ての工程が機械でなく手作業なのがお米の品質に現れたのかも知れない。
他にも地元のおばちゃんが田舎料理の達人で凄く美味しい料理を作るのだ。
今回は豚汁と天然村で取れた野菜の料理が絶品だった。
また、ステビアのハーブを使ったジュース、シソジュース等は珍しく、美味しいので皆さん驚きの声があちこちから聞こえてきた。
本当に田舎料理の達人おばちゃんには大感謝なのだ。

メインイベントは餅つきだったが、これも大好評でとにかくつきたての餅は美味い。
本当にホクホクしていてアンコと合わせて食べるのが人気だった。
普段は餅を全く食べない私もこのつきたての餅はたらふく食べた。
これも熟練のおばちゃんが下ごしらえをしてくれたり、餅つきのコツを教えてくれたりしたおかげである。

このように地元の色んな達人の協力無くして事はなし得ない。
これからも地域の人達と共に天然村を盛り上げて夢を追います。