男の料理

豪快な料理に男の料理を感じ取った。

友人が得意の料理を作ってくれると言うのでワクワクしながら隣りで見ていた。
本日のメニューは三種類。ポテトサラダ、ミネストローネスープ、特製ハンバーグだ。
デパ地下で買ってきた食材で仕込みを始めた。
レシピの主役は玉ねぎと挽肉になるが、食べて見てわかった事だが、確実に玉ねぎの方が主役が上だった。普通の玉ねぎに比べるとひと回り以上大きく食べてみると食感が素晴らしく、りんごと間違える位の甘さがあるのだ。
ポテトサラダやミネストローネにも凄くマッチしていて、この玉ねぎ一つでこんなにも料理の幅が広がるものかと驚いていた。
メインのハンバーグにも登場するが、牛肉七割と豚肉三割の合挽にこの玉ねぎを混ぜるのだが、これが強烈に美味かった。これには秘伝のデミグラスソースが最高のアクセントになっているのだが、このデミも手作りでじっくり煮込んだベーコンや野菜類をこしたものがスープになる。
これらの肉や野菜はこされる為だけに使われて直ぐに捨てられる。
非常にもったいなくてコスト高になるがその辺は拘っている。

今回料理に要した時間は仕込みも含めて約3時間になったが私は終始横で見ていた。途中で手伝いを試みたが、見事に足を引っ張ってしまい苦言を呈される有様だった。
私は確実に無器用な方なので何回も練習してから臨まないと駄目なタイプだから、相手も自分でやった方が確実だし早いので自然とお払い箱になるのだ。

最後に材料費の伝票を渡さた時にはびっくりした。
通常のレストランでお会計するよりも3倍以上する計算になる。食材が良いのでそれなりになってしまうのだが、手間のかける料理だから食材も最大限に生きてくるのだろう。

三金会

月に一度銀座のビジネスラウンジにて、ランチを食べながら、ざっくばらんに且つ真剣に語り合う三金会という異業種経営者の集いがある。
今回は年収1億円のクライアントを50名以上抱えるファイナンシャルプランナーの方に話しを伺った。
年収1億円と言うと経営者からプロスポーツ選手まで色々な人がいるが共通事項が一つあると言う話しである。

それは「相手がどうしたいのか?」これを知る事で実現してあげる事だという。

自分がこうしたい、ああしたいという方は沢山いらっしゃると思うが、意外と先に相手の評価軸を知る努力をする人は少ないように思う。
自らの要望を相手に伝えておしまいという営業マンはよく見かけるが、短期的な視野で捉えると難しいだろう。
中長期的な視点で余裕を持った御用達のスタンスが非常に大切だと思った。
それと個人的な目標というか、それに対する意欲みたいなものは自分の内側で感じる事が出来た。
会社の目標は何時も関わっているのに対して、個人的なものは久しく無かった事に気が付いた。
私も1億円もらう事にした。

三金会はお昼の時間に集うが夜の場合もあるのでその時は、ビジネスサロンを利用する。
ビジネスラウンジの他にビジネスサロンが銀座にあるのだが、そこは夜の接待や気分転換に使われるていて、いわゆる銀座のクラブである。
但し、他のクラブと違うところはホステスが素人の現役女子大生が勤めているのだ。
タバコに火をつけるわけでもなく、自分から喋りかける事もないのでクラブ慣れしている人はつまらないと思うが、あくまでも異業種経営者の集いが目的にあるので仕方がない。
酒を飲みながら情報に触れたり刺激を受けたりしながら向上していく場所でもあるのだ。
三金会は名前からしてお金が大好きな人達が集まってくるようである。

結婚式

久しぶりの結婚式に出席してきた。
新郎37歳、新婦25歳のカップルでリッツカールトン東京で行われた。
私は新郎の友人と親しくその関係で今年になって縁があり式にも参列させていただいた。
およそ1000万円の費用をかけたらしいが式場も豪華で料理も美味かった。
結婚式というセレモニーは主役の2人がどう表現したいのかが重要で、そこには見栄や体裁が絡み合って決まるから、新郎も事業家なのでその辺を気にしない訳にはいかなかったであろう。

私の場合は29歳で式を挙げたので見栄も体裁も気にしなかった。
確か300万円もしなかったような気がする。
自分の貯金の範囲しか考えなかったのでセレモニーも一般的で特に特徴があったわけでもなかった。
しかし、30歳半ばを超えてくるとそうはいかないだろう。
やはり気になってくる。
今回一緒に出席した友人も来月二回目の結婚式をするのだが、かなり綿密に計画していたようである。
本人は一度経験しているのでどうでも良いらしいが、パートナーは初めてなのでかなり気を配ったそうである。

変な事を想像するようだが、もしも私がもう一度結婚式をするとしたらどうだろうか。
なるべく目立ちたくは無いが相手が初婚の場合だとそうはいかない。
ハワイで身内だけの挙式か、ハウスウエディングにするか、あるいは開き直り大見栄切って盛大にやるか。
そんな事を想像しているとおかしくなってくる。

何れにしても主役は女性なので男はサポート役として彼女の表現したい事を具体的にする手助けのような存在なのかも知れない。

信用

ある日突然くる神妙な電話は出た瞬間に嫌な感じが伝わる。
止めてくれと心の中で叫ぶが次の瞬間気まずい空気に包まれる。

「入ってくるはずのお金がなくて今日の3時までに都合をつけないと会社が潰れる。」

これ、実はお決まりのパターンなのだ。
今回は200万円の依頼だった。しかし、私は断った。
この位の金額で潰れるようなら本人の為にも貸さない方が良いと思った。
どうせ貸すなら潰した後の再起をかける場面にしたいものだ。
当の本人は必死に金を工面しようとしているが、果たしてそれが出来たところで事業が繋がりそこから復活するとは到底思えないし、見た事も聞いた事も無い。

一度だけ小学校からの親友が金を借りたいと言って来た時があったが、それは再起に繋がる明確なものだったので貸した事があったが、やはりきっちりと約束を守ってくれた。
あるいは、どんな場面でも絶対的な安心感のある人物には貸したりする。
それは日頃の付き合いも含めて信用がある人は不思議に神妙な電話があっても嫌な感じがしないのだ。
逆にバックアップしたい気持ちになる。

そんな風に見てみると銀行も同じなのかも知れない。神妙な電話をした時には大体の銀行は消極姿勢になるだろうが、逆にバックアップしたい気持ちにさせるには普段からの信用の積み重ねが大切になってくるのだろう。
是非、そのような立場になりたいものである。