仕事人間

天然村の取材で、出版社の方と一緒に東京駅から車で現地に向かった。
車中では取材も兼ねて色々な話になったが、私にとっては出版業界の話しがとても新鮮だった。
編集部の方は、様々な業界の人達と接触する機会が多いので実に色んな事を知っているのだ。
全く知らない分野は一から勉強しないと取材にならないため、大変な仕事である。
東大の教授を取材した時も、テーマはスマートグリッドだったそうだ。
以前からアメリカが研究や実験を繰り返してようやく形になったそうで、原発の問題で揺れている日本は大手不動産会社や商社がこぞって現地視察に行ったりして注目の低エネルギーインフラ施設の仕組みのようだ。

このような業界を始めとして新しく世に登場する物やサービスも多岐に渡るので、彼女達の仕事量は半端ではない。
常に締め切りが付きまとう仕事なので終電は当たり前、徹夜も平気でこなすようだ。
実際に天然村に宿泊した時も驚いたが、夜の12時まで一緒に飲みながら話しをしていたが、その後に仕事をして3時に寝たと言っていた。
その彼は、今の職場に入る前はシナリオライターを目指していたそうだ。
映画のワンシーンが好きで勉強をした時期があったそうだ。
しかし、20代で目が出ないと難しいと言う事があって夢を諦めたそうだ。
要するに一種独特の才能があったりするのだ。

今は編集部にいる彼も本のタイトルや構成を考え、読者に支持される出版物を作る為に懸命な努力をしている。
それが私にも伝わる。
皆さん優秀な方々が故に仕事人間に偏り過ぎる傾向があるようだ。
たまの休みも頭から仕事が離れないそうだ。

世の中には様々な仕事のやり方があるものだと思った。