トレーニングウォッチ

誕生部プレゼントに会社の皆からという事でトレーニングウォッチを貰った。
私が毎日ランニングをしている事を社員の皆が知っていての贈り物だった。
この時計、最初の設定が非常に複雑で慣れる迄に時間がかかった。
パソコンとの連動により価値が上がるので、時計とパソコンの両方を設定する必要があり、面倒なので秘書にやってもらった。
GPS機能が備わっていて、どこで走ってもパソコンの地図上に足跡が残り、公園の周りを何周したかまで一目でわかる。また、タイム、距離、消費カロリー、平均ペース等がグラフ表示で示されていて、記録を管理するにはとても便利で、アスリートや何かの大会に出場する人には目標のプロセス管理には非常に役に立つ時計である。
私の場合そのような目的がないので、それ程ストイックに管理するつもりはさらさら無かったが、始めるうちにタイムが気になり毎回速くなっているので、更に好記録を出そうという気持ちになってくるのだ。時計をつけて走る前までは、マイペースで時間を気にする事は全くなかったのだが、今は必死の形相でほぼスタートから全力走行しているので、途中で何度も苦しくなる場面がある。ラストスパートなんかもやったりして終わったあとは、まるで箱根駅伝の走者が倒れるようにたすきを渡すシーンのごとく、力を出しきりゴールの瞬間に時計を見てタイムを確認するまでになった。マラソン大会に出る訳でも無いが不思議と時計が気になり、昨日より遅れを取るのが嫌になったのだ。お蔭様で付けたあとのタイムが4分も短縮したのだ。このようにハイペースを続けて行けば10分くらい縮まるかも知れない。
しかし、走っていても苦しい場面が多くなり辛くなるばかり、止める訳にも行かず、タイムに何故か縛られる始末。おまけに走る前に緊張までして、抜こうとする足が抜けず状態になっている。こうなったらホノルルマラソンに出て、時計を貰った会社の皆に心の底から御礼が言えるようになりたい。

1000年の宿

お盆休みに仙台に行ってきた。
新幹線で東京から約2時間、駅から宿の送迎バスに乗り40分で到着した。
1000年の歴史を誇る宿とはどんなところなのか、興味深く想像を遥かに超えた物語があった。
そこは秋保温泉の「佐勘」という収容人数で800人の大型旅館である。
秋保温泉は昔から日本で三本の指に数えられる程、有名な温泉地らしい。
兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉、宮城の秋保温泉、のようだ。

本来私は大型旅館よりも、むしろ部屋数が少なくひっそりした感じの宿が好みなのだが、
今回は子供も一緒なのであえてここにした。
久しぶりにこのような大型旅館に宿泊したが、想像していたよりもかなり良かった。
施設の設備や造りもかなりスペックが高く、修繕が行き届いている感じで素晴らしかった。
特に天然の木材を使用している所が多く見られ、手作り感が出ていて大型施設とは思えない
心地良さがあった。
一方で料理の方も期待してなかったがコスパは高く感じられた。
ウニも生きたまま貝の状態でスプーンで食べたが鮮度抜群で美味かった。
アワビの踊り焼きもなかなかで非常に柔らかい食感で良かった。
すき焼きも出て牛タンもあり、とにかくメニューが豊富で食べ過ぎて満腹になった。
仙台の特産物といえば牛タンだが、駅周辺の様々な店でも市街を離れた旅館でも牛タンの
文字が賑わっているが、よく考えて見るとそんなに大量の供給が地元仙台でまかなえる訳
もなく、近年はオーストラリア産の牛を使っているので不思議に感じてしまう。
あるいは、殆どの人が生産地を知らないのか、宮城牛と思い込んでいるのかも知れない。

極めつけは歴史の物語である。
1000年も商売が継続しているなんて驚くべき事実なのだ。
紐解くと転機が江戸時代にあって、伊達藩がピークの時に当時の経営者の手腕によるところが
強く見られる。
当時の大地震で火災による全滅があったそうで、店仕舞い寸前まで追い込まれたそうだ。
しかし、諦める事なく不屈の精神で蘇ったそうである。
一言では言い表せない当時のトップの力量だ。
今回の震災では被害は最小のようだったが、当時の経験から震災に備えた設備や建築構造が
伝承されているお陰だそうである。

今回宿泊してみて思ったが、もう一度行ってみたい。
1000年の宿はやっぱり何か違う。
おもてなしから食事、設備、温泉と満足の旅館佐勘は様々なファンがいて、繰り替えし利用する
お客様で発展し続けていくだろう。

新しいチャレンジ

まさかこの歳になって教習所に通う事になるとは思いもしなかった。
友人が大型二輪免許を取るので、一緒にやろうという事になった。
遊びの新たなチャレンジに楽しみ半分、不安半分、の心境で教習所に行った。

その前日に友人とバイクショップに出かけ、またもや衝動買いしてしまった。
バイクの事に全く興味がない私が、一人でバイクショップに行き買い物する事はあり得ないので、
今回は友人が事前に私に合うバイクを自分ごとの様に研究してくれたのだった。
ハレーダビッドソンのV-RODというやつで、低くて長い車体がスタイリッシュだった。
さすが友人の目に適うだけの事あって、私も気にいって購入してしまった。
しかし、このバイクはクラッチとブレーキが通常よりも前方に位置しているため、
足が届くのが結構ギリギリなのだ。
向こうのバイクなので、足が短い私とすれば決して乗りやすい印象ではなかったが、
スタイリッシュ優先で決めてしまった。

教習所に通う前に購入した事もあり、免許を取得する意欲も上々で教習所で入学手続きを済ませた。
当日に適正検査と実技練習があった。
周りを見渡すと学生らしき若者や茶髪のあんちゃんが目立っていて、
適正検査でも私が最年長での受講だった。
ちょっぴり違和感があるなかで実技の練習が始まった。
若い教官に指導されながら、うなずいている自分を観察していた。
随分と長い間、人に指導された事がなかったので新鮮だったのと、いっぺんに説明されても
忘れちゃうから、早く乗って行動しながら考えようよ、と言う自己話を心なのかでつぶやいていた。
人の話を聴かない傾向が強い私は上の空だったが、いざ運転になると周りは車が練習してるし、
ぶつかったら大変なので、真剣そのもので教官の言う言葉に耳を傾けながら、必死で運転していた。
30分も経った頃にはコツが掴めて楽しくなってきた。
初日はこんな感じだったが、バイクも買ったしなるべく早い期間で卒業して友人とツーリングに行きたい。

まずは中型を8月中に取得して、大型は9月で仕上げ10月からハーレーに乗って
北海道の大草原の中をぶっ飛ばしてみたい。

夜の皇居

人形町で会食した後、歩いて帰ろうと思い20時30分に出発した。
六本木に到着したのが22時50分だった。
日本橋から大手町を抜けて日比谷に向かう途中で、皇居を経由して霞ヶ関に出た。

皇居を歩いていると辺りは真っ暗で、遠くに守衛さんが居る場所の灯りが薄らと見えるくらいだった。
一方で反対側を見渡すと丸の内から日比谷にかけて立ち並ぶビル群が異様に映った。
自分が立っている場所が、まるで江戸時代にタイムスリップスして、
未来の映像を見ているかの様であった。
また、ドバイの砂漠から見上げるホテル群の光景にも重なった。

しかし、あそこから見ていると本当に別の国に見えるし、
江戸時代が少し体験出来るかのような面白さがある。
しかし、昼間に来て見る光景では恐らく感じられないだろう。
夜だから違いが鮮明にわかるのだと思う。

あれだけ電気を使う文化になったんだと、夜あそこに行くと自然に感じてしまう。
本当に不自然な感じがするのだ。
同じ時代の空間とは思えない違和感を抱いてしまう。
夜の皇居から見るあのビル群の放つ輝かしい光を見ているとそう感じる。

東京や都市部の商業地は電気を大量に消費するのに対して、
地方の田舎に行くと夜は辺りが真っ暗で、皇居の夜と同じである。
やはり暮らしの拠点は地方の田舎に移すか、暮らしの比重を段階的に都市から田舎に移行するのが、
今直面しているエネルギーの問題を根本的に解決する手段ではないかと思う。
夜の皇居を散策していると当たり前のように感じてしまう。

たまに時間がある時は、歩くのも色んな発見があって良いと思った。
しかし、歩き過ぎで翌日は腰がとても重かった。