困難に立ち向かう

子供は親を選んで生まれてくるという。
私はこの説は正しいと思っている。
故に親が子供に学ぶべきだとも言える。
従って、子供は親に学ぶべき事よりも別の体験で学ぶようになっているとも言える。
しかし、一般的には親の言うことを子供が聞くのが当たり前である。
子供が親の言うことを聞かなかったり、意向に反した行動をすると叱ったりする
のも当前のことだ。親からすると当然かも知れないが、子供からすると親の言う
ことを聞いたふりをして裏では反対の事をする者もいれば、最初から親の言うこ
とを聞かないで裏と表の顔が一緒の奴もいる。

先日次男が警察に逮捕された。容疑は窃盗だという。
今も警察で事情聴取されて3日ほど拘留されている。
中学2年生になるが学校にも行かずに仲間とつるんで遊んでいる。
私と二人だけで2年間共に暮らした仲なので彼の性格や行動は熟知している。当然
信頼関係もあるので、私から彼に何かを止めろとか、何かをした方が良いとか、言う
つもりは毛頭ない。しかし、アドバイスを求めてきたり、何かで悩んでいる様子があれ
ば、助太刀する心づもりはある。
今のところ楽しくやっているので特に問題はないだろう。

いつか自分で気づきを得て、困難に立ち向かう勇気をもって行動するようになって
くれると信じている。今は逃げ癖や楽な方を選択して、本来の人間的な成長は全く
ないが、主体的に困難に立ち向かう姿勢が人生の目的でもある。
勉強やスポーツ、仕事でも困難に立ち向かう事で道が開けてくるし、人格の形成や
人間力を高める上でも避けて通れない王道である。
長男が良い例で、彼は高校1年で退学した時は逃げ癖があり、楽な選択をしていたが
2年経った今では、主体的に困難に立ち向かっているのが伺える。逆のパターンは最
悪で大人になってから窃盗や、犯罪で逃げ癖がついてしまうともうお手上げで、最終
電車が行ってしまった感である。

妻も友達の両親も連日心配していて大変そうだが、無用な取り越し苦労はせずに
彼らを信頼して、自分の事で困難に立ち向かって欲しいものだ。