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社長ブログ2014.03.09

人間力ある若者

非常に可能性を感じる若者三人が天然村を訪れた。
その中のG君とは先週友人の紹介で会ったばかりだった。
会ったその日から、ビジネスの話が弾んであっという間の時間であった。

G君は長野県飯山から車で約6時間かけて来てくれた。
彼は農業を営みながら農家民宿を経営している。
人間力があり、志しが高く、人を惹きつける力がある。
今は現実現場を体験しているが、あくまでも通過点に過ぎないのだ。

三人とも本業を持っているが、NPO法人としての共通の仲間である。
また、慶応大学SFCの仲間でもあり、G君が27歳で代表を務め、あと2人は前後一歳と後輩先輩の関係である。

今回天然村を訪れたのは、農業をテクノロジーと結合するテストランを行い、データによる検証を行う目的である。
メンバーの一人が慶応大学の特任助教で、テクノロジーの分野に関しては幅広い見識の持ち主である。
話しをしていても、質問は全て明確に答えるし、ある障壁があると話せば、それを解決する術を教えてくれる。
実に頼もしい若者チームである。

現場を視察した後に私と村長を含むミィーティングが行われた。

天然村では、都市部のレストランからのオファーがあり、天然村の農地を活用して、レストランでの食材として活用したいとの話がある。
これを遠隔で畑作業が可能になる仕組みを開発する。
例えば、水をどの位どのタイミングで散布すると生育が良いのか、または野菜のどの部分に栄養が行き渡っていないのか、これらが遠隔で見られて操作も可能になる。
また、都市部でのレンタルファームもこのシステムを導入する。

夜は里山の中にある地元食堂で、酒を飲みながら未来の話に花が咲いた。
メンバーの一人にラオスで環境ビジネスを体験していて、来年にはラオスに日本の農業技術を
輸出して、現地法人を作る算段をしているらしい。
また、将来は人口衛星を開発して宇宙事業も手掛けたいと夢を語ってくれた。

彼らは知恵と経験、そしてテクノロジーを融合させて、全く新しい技術を社会に役立てたいと言う理念がある。

G君を中心に人間力のある若者チームならば、必ず事を成すであろう。

私は株があったら買いたい。

彼に告げると、家に来て下さればいつでも蕪は差し上げますと、一本取られてしまった(笑)

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