マレーシア視察

成田空港の搭乗ゲートで待ち合わせをしていた。

今回のマレーシア視察の目的は、今後の通貨、不動産のマーケットを肌で感じる為に知り合いを通じて、現地のアテンドの方々をセッティングしてもらっていた。
今回の旅でお会いする人達は全て初対面だった。

搭乗ゲートでS氏に会い名刺交換した。
S氏はIT関連の会社を経営しているが、マレーシアに現地法人を持ち、これからのマレーシアでのビジネスを始動したようだ。
S氏が現地のホテルまでアテンドしてくれたので、初めてマレーシアに向かう私としては、非常に心強い存在だった。

現地に着き、ホテルのチェックインを済ませると、現地日本人チームと合流して会食した。
その際、今回のマレーシアでの目的を互いに確認した。

マレーシアNo1銀行のMayBankでの口座開設、ロイヤルゴールド社との契約、不動産見学とストレージを視察、これからのスケジュールをチームリーダーのMさんから説明があった。

Mさんは女性特有の細かな気配りと、ユーモアのセンスを兼ね備えた人物で、月の半分をマレーシアてま暮らし、後の半分を横浜で暮らすハビテーションをしている。
また、同席したK氏はマレーシアに20日、東京に10日のハビテーションスタイルだ。

そして、2日目の不動産見学の際は日本より2組の方が合流した。
その中にご夫婦がいらした。
しかし、よくよく聞いてみると名字が違うのだ。

私はこの時に気がつかなかったが、後にこのカップルはN氏とその側女だったことが明らかになる。

N氏も不動産に興味深い方で、今回の見学も掘り出し物があれば買う気がありそうな雰囲気だった。
しかし、私がリーダーのMさんに矢継ぎ早に質問するので、一つ見学するのに時間を要していた。
また、移動中のバスの中でも、私は間髪いれずに質問していたので、N氏が私を見る目が明らかに苛立っていた。

それを象徴するように、N氏はMさんに早く次の物件が見たいから急ぎましょうと言った。

時間帯によっては渋滞する場面もあって、N氏はすっかりリズムを失っていた。
さずがに私も質問を控えめにしていた。

その時である。

N氏の側女から連絡があり、スリに財布を盗まれたと言う。
彼女だけは見学に参加せずに、ショッピングを楽しんでいたのだ。

連絡を受けたN氏の瞠目した姿を見た時に全てがわかったのである。

N氏の側女が動揺しているので、早く行ってやらなくては、N氏の様子が訴えていた。
もう、不動産の質問どころではなくなったのである。
彼だけは離脱をしてタクシーでホテルに向かった。

つづく

ワンピース

日曜日の9時半から始まる番組にワンピースというテレビ漫画がやっている。
長寿番組で私も毎週楽しみにしている。
最近は見過ごしてもYouTubeで見ることが出来るようになり、大変ありがたく感じている。

しかしながら、少々不満なことが幾つか感じている。

一つは、前半が終わって後半が始まるまでのCMが長いことだ。
確実に他の番組より長い時間をCMに使っている。
次は始まるだろうと思いきや、またか…次こそは、…
軽いストレスを感じるのは私だけなのか。

もう一つは、ストーリーの進捗が遅くて、次の展開が全体の進行に比べると待ち時間を費やすことにある。
例えば、現在はドレスローザでドフラミンゴ対七部会のロー&麦わらの一味が戦って、次の展開に百獣の海童との闘いが待っている。
更には黒ヒゲ海賊団、そして、海軍のトップであるサカズキとの最終決戦の物語があるのだ。
また、赤神の絡み方も興味深い。

このような全体の物語がある中で、現在のドレスローザを舞台に小人族が出てきたり、ドフラミンゴの部下が出て来て、チョッパーやナミを変な漫画姿にしている時間があるのだったら、早く先に進んで欲しいのだ。
タイムマシーンがあったら、未来へ一足飛びに行き、全部見てしまいたい衝動に駆られる。

作者は全体像を鑑みて、各場面の展開を考えているのか、或いは既に物語は全て決まっていて、順次放送しているのだろうか、一度作者に会ってヒアリングしてみたくなる。

ポイントは退屈な場面があり、もったいないと感じるシーンが出てくる事はバランスを考えているのだろうか。

せっかく、シーザーの場面から面白くなってきただけに少し残念に感じている。
でも、あれだけ強かったシーザーが人質になりながら、本来の能力を使えばいとも簡単に突破をして互角以上に闘えるものを、さすがに漫画である。

そんな事を考えながら、子供のような感覚で見ている自分を観察してみると、精神年齢がまだ未熟なのかも知れない。

最近もっとも印象に残っている場面がある。

それはドフラミンゴ対青キジ(クザン)の一触即発のシーンがある。
ここは何とも言えない緊張感があり、YouTubeで何度も見るくらいに面白い。

以前、友人とワンピースのことが話題になった事がある。

彼はかなり深い領域でこの漫画を捉えていたので、驚愕したのを今でも覚えている。
要するに、この物語を通じて歴史の描写をしていると言うのだ。

世界の争いごと、近隣諸国の問題や歴史認識をこの漫画を書き始める時に、ワンピースのコンテクストは決まっていたとしか思えないと。

そう考えると、退屈な場面を思慮深く観察してみると、このワンピースの大きな狙いが見えてくるかも知れない。

ゴルフ

この時期になるとゴルフのお誘いの声がかかる。
先日には今年初めてのプレーをした。

私の場合、主体的にゴルフに行く事はない。
ましては、自分からお誘いすることなど殆どない程度の趣味になる。

まったくクラブを握ることもなかったので、ゴルフ場に着いてから練習をしてみた。
すると、端の方でクラブのプロっぽい人がいた。
また、シャフトがたくさん並んでいたので、試打コーナーかと思った。

朝早い時間から商売熱心だなと感心しながらも、近づくと買わされそうな雰囲気があったので、そこから遠ざかった位置で練習していた。

スタートが8時過ぎだったので、15分位打ってパターの練習場に移った。
パターの感覚はまったくだった。
約半年間何もしていないと、思った通りにカップの方向にいかない。
思い直して、今日はスコアは全く気にしないで、ゴルフを楽しもうと決めてスタート地点に向かった。

この全くスコアを気にしないでやったのが、功を奏する結果になった。
力を入れないスイングと心のゆとりから前半42という信じられないスコアになった。
普段は48-50位でまわる感じなので意外だった。

ところが、後半乱れに乱れ何と60をたたいてしまったのだ。
プレーをしながら感じた事は、前半良かったのが原因して、欲が出て力みに繋がったのか、あるいはスイングに問題が生じたのか、はたまたクラブに問題があるのか、そんな風に考えながら、クラブハウスに戻った時である。
参加賞が無料で貰える試打コーナーがあるから、やって見るだけでもどうかと案内された。
朝みたやつだと思って、スルーしようと帰りかけると、1人のメンバーが試打だけでもしてみようかという事になった。

すると、スイングスピードを測ってセットしてくれたクラブを試打したら、感じが良いではないか、おまけに飛距離もあって自分のクラブと比較すると明らかに優れていた。

スイングスピードとシャフトの硬さには非常に重要な関連性があることを、この時に初めて知ったのだ。

そして、私の中に何かが起きた。

後半のスコアの原因がクラブにあったと仮定すると、こんなに違うクラブで打てば変わるかも知れないと。

気付いた時には注文していた。

しかし、よくよく考えてみると、前半も同じクラブでプレーしたのだから、クラブが原因しているのではなく、心に問題があるのではないかと思い直すも手遅れである。

これがきっかけとなり、ゴルフのやる気に火がついた。
毎朝のルーティーンにパター練習と素振りを新たに取り入れた。

今年中に80をきる目標で、心のゆとりを注視しながら、新しいクラブと練習の積み重ねで達成したい。

人生残り20年

横浜の中華街は人で埋めつくされていた。
ゴールデンウィークに、なぜこんなにも人が集まるのか不思議である。

私はバイクに乗りながら、横断歩道を歩く人がなかなか途切れないので、立ちゴケだけはしないように、注意深くバランスを保つことを意識していた。
まさに、こんな場面で立ちゴケなんかしたら一世一代の大不覚である。

何とか途切れた隙に中華街を抜け出し、目的地に向かうも、車のナビのように案内してくれないので、何度となく同じような場所を行ったり来たりしていた。

横浜の元町商店街でマセラッティ100周年のイベントが開催されていた。
主催者に誘われて、友人と現地で待ち合わせをしていた。

友人に近くまで迎えに来てもらい、元町商店街に何とかたどり着く事ができた。

どうしても、こっち方面の地理には疎い。
東京から西の方角になる、川崎、横浜周辺はさっぱり馴染みがないのだ。

クラッシックカーが商店街の道路筋に並んでいた。
今日のお目当てはマセラッティギブリという車種のクラッシックカーだった。
ところが、世界に一台しかない赤いマセラッティがあった。

欲しくても買えない車、まさに骨董品の域にあるこの車は4億円の価値だという。
オーナーS氏は台湾ラリーの際に一緒だったので今回が二度目になるが、こんな感じの車数台を保有している実業家なのだ。

S氏はビジネスホテル事業で成功したらしい。
聞いてみるとホテルを10棟保有しているらしい。

ビジネスホテルはそんなに儲かるのか?いや、10棟位であんな数億の車が何台も買えるだろうか?
もしかしたら、相続で親から遺産をもらったのではないか?
などなど、友人と鰻を食べながらS氏の話しに花が咲いていた。

すると、友人が残りの人生せいぜい20年だとすると、楽しんで過ごしたいなぁと。

逆算するとまさに、残り20年をどのように過ごしたいのか。

私の場合は、残り20年を二つに区切り10年を仕事の仕上げ、社会に貢献して次に引き継ぐ期間、そして、残り10年を個人的にアクティブに活動する期間、世界の中でここは行ってみたい場所を中長期に周り、火星行きのエントリーを獲得して、火星と地球のハビテーションを楽しむのだ。

20年後には69歳になっている。

これから先は計画にはない。
その時になってから考えてもいい位だろう。

とにかく、この先20年である。
私のプランの中味を充実したものにするためにも、自分の器を広げる努力を惜しまない。
それには、これから始まる最初の10年に全てがかかっている。