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社長ブログ2014.11.30

姉妹

こうも性格の違いが如実に表れるものかと驚いている。

我が家の姉妹は仲は良いのだが、性格は真っ二つに分かれる。

長女がアナログかつ現実現場なのに対して、次女はデジタルの仮想現実の世界に生きている。

二人に共通しているのがイケメン好きである。

しかし、現実現場の長女は取っ替え引っ換え、男を自宅に連れてくる。
まぁ、呆れる位に色んなやつを連れてくるのだ。

何組か一緒に酒を飲んだ時もあったが、長続きせずに次に家に連れてくるやつが別人になっている。
ある日、違う男を連れて来たので、「また違う男を連れて来たな」と二人の前で言ってやったのだ。
長女が苦虫を噛み潰したような顔を見せたのは言うまでもないだろう。

おしなべて背が高くイケメン風なやつが多いので、どっちが遊ばれているのか、遊んでいるのか検討がつかない。
ある情報筋からホストだとの情報もあるくらいだ。

本当にアクティブである。

一方で次女はSNSのツイキャスを駆使して、仮想現実の世界でイケメンと遊んでいる。
当然、自宅に男を連れてくるようなリアルな現実はない。
朝から夜中までスマホを手放さない、典型的なスマホ依存性になっている。
つまり、現実現場がないのでリアルな体験をしていないのが、私としては非常に気になっている。

二人を比較すると外面が良く積極的な印象を与える長女に対し、外面は悪く消極的な印象を与える次女も自宅ではスマホを片手にガンガンやっている。

先日、仕事でこんな話を聞いた。

IT企業の経営者で優秀なT氏はボランティアチームのリーダーをしている。

3:11の震災の翌日には福島入りしていたそうだ。
まずは役所に行き担当課で震災後の実行部隊の編成にあたり、役所の役割を明確にすることを説いてまわり、それから現場で自ら作業に励む傍ら、炊き出しや物資の搬入のリーダーシップを発揮している。

ボランティアが現場で食事をすることが出来ないため、コンビニで食糧の調達をしに出かけるそうだ。
しかし、棚にはほとんど商品がなくなっている中、並んでいた小学生の女の子がビスケットを手にしレジの前に立った時である、女の子は商品を買うためのお金を募金箱に入れ、手にしていたビスケットを棚に返してコンビニを後にする姿を目撃したと言う。

何とも美しい、人として魂レベルの高い尊い話である。
聞きながらも涙する感動的な話をT氏から伺った。

究極的な場面に直面した時に自分の事より、他人の事を優先して行動出来る人間が何人いるだろうか。

我が家の子供たちにも魂レベルの高い人としての成長を願う。

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