Menu

Close

社長ブログ2015.04.05

プラスとマイナス

今年6月に挙式をする我が社の女性社員Sの家族を交えて会食をした。
Sのご両親は明るく気さくで親しみやすい方だった。
一方でSのご主人であるK氏とは何度か酒の席を共にした事があった。
真面目でIQの高い論理的な人物の印象があった。

私を交えて5人で話をするうちにK氏の話題になった。
どちらかと言うとK氏1人に対してS陣営が4人いる中で真面目なK氏は居心地は良いとはいえない状況にあった。

酒が進むうちにK氏の話題に花が咲き始めた。
職場の話になり上司との関係や仕事の内容にネガティヴになっていた。
私たちは自分たちの意見をK氏に伝えた。
我慢をして自分の感情を抑える傾向が強いためストレス体質になっているのだ。

Sとの関係だって新婚にも関わらず本音のコミニケーションが行き届いていない。
ご両親もそこは気になっているようだ。

終盤になったころ、SとKは本音トークになっていた。
お互いコミニケーションの課題が明確になり、Sも両親への昔寂しい想いをした時の事を涙しながら本音をさらけ出す場面もあった。

それはそれで良かったと思うが、誰にもプラスがあれば同じだけマイナスがあるものだ。
SとKはコミニケーションはマイナスだが、忍耐力、継続力、信頼性などはプラスとして素晴らしい素材がある。

私もコミニケーションはマイナスだが、プラスだってちゃんとにある。
親友のMは逆にコミニケーションはプラスだが、経済性はマイナスだったり、奥さんはその逆でコミニケーションはマイナスで倹約性はプラスとしてあったり、それぞれ各人プラスとマイナスがきちんと配列されている。
我が社の社員たちも個性豊かな人物が多いが、プラスもあるし同じだけマイナスが存在する。
肝はマイナスを駄目としない事である。
プラスに光をあて、そこを伸ばして個を発展していく。
逆にマイナスは包含すればいい。

顕著なのはとくに夫婦で全く違う対極な性質が不思議とペアになる。
通常、夫婦は真逆で自然と足りないところを補うようになっている。

そんな観点からするとSとKは似た者同士の印象がある。

少し気になる。

ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ