料理教室

マクロビ料理の教室に友人から招待された。

そこには女性が8人、男性は私1人だけであった。

講師のO先生に挨拶をした。
初対面である彼女は私より一回り以上歳上の知識人であった。

彼女と話しをしていると、何と共通人物が次々と登場してくるのでびっくりした。

彼女のお弟子さんが天然村でマクロビの料理教室をやったことがあった。
おまけに、彼女の友人が天然村醤油作りのサポートにきてくれた人物だった。

まだまだ、出てきて何かオーガニックなカテゴリーの分野では、相当な権威を持った方だったのだ。

今回の料理はマクロビ、いわゆる雑穀料理だったので、私は何の興味もなかった。
何故参加したかと言えば、実は自分でもよくわからないのだ。
強いて言えば、ただの料理を教える機会ではなく、違う領域を学べる感みたいなものが働いたから。
それぐらいの動機だった。

今回のテーマは玄米と味噌汁。

その徹底したプロセスに圧倒されてしまった。

玄米を水でとぐのだか、普通はなにげに水道の水でシャキシャキやると思われるが、ここではミネラル水でシャキッとやるのだ。
まず、2ℓのやつがなくなる。

先生曰く、水道水に含まれるカルキや別な要素が米を台無しにするそうだ。

味噌汁のプロセスも通常の何倍も手間をかける。
出汁の作り方、玉ねぎの切り方、味噌を入れるタイミング、実に理にかなっていた。

料理をしながら話を聞いていると、雑穀料理の代表たる玄米と味噌汁は日本人のDNAに残っている大事な栄養素を摂取できる食べ物だということ。

私はグリーンスムージー派になっていたが、味噌汁派に転向しようと決意した瞬間だった。

確か、九州の学校の校長先生が学校改革の成功をして全国各地を講演していた時に、聞く機会があり、改革の肝は朝飯だと豪語していたのを思い出した。
しかも、具だくさんの味噌汁こそ、学校には必要だと説いていた。

昨今、若者がコンビニ中心の食文化になっていることに警笛を鳴らしている。

私は便秘症で「惚れ惚れうんこの素」が手放さないでいるが、この料理教室の翌日には何と見たこともない痛快な排泄が出来た事に驚愕してしまった。

恐るべし、日本人のDNAに刻まれた味噌汁と玄米。
私も身体をトランジションするタイミングのようである。