Menu

Close

社長ブログ2016.01.17

ニューヨークハンバーガー

ニューヨークハンバーガーの本丸が日本に上陸した。

私はハンバーガーに全く興味もないし、普段はほとんど食することはないが、近年の食の安全から少々高くとも品質で評価される時代になり、どの程度の影響があるのか実際に現場を見たいこともあり、またモスバーガーなどに比べて何が違うのか、実際に食べてみて店の雰囲気にも興味があって訪れてみた。

「SHAKE SHACK」シェイクシャックが外苑前にオープンした。
タレントのローラがニューヨークで話題にしたのはよく知られている。

店舗の立地は決して良い場所ではなかった。
原宿や渋谷に比べると出店条件はBランクと言っていいだろう。
イチョウ並木通りにあり、人通りの少ない場所ではあるが休日ともあって行列が出来ていた。

待つこと40分ようやくカウンターで注文した。
こんなに待つなんて滅多にないことだか、この日は不思議と自然体で待つことが出来た。

オープンキッチンでは16名のスタッフが所狭しと動いていた。
ハンバーガーを焼く担当、ポテトを揚げたり飲み物やアイスを担当する者、レジスタッフ、ホール担当とオープン時とは言え人数が多い印象だった。
注文をするカウンターから見渡せるようになっている。

注文をする際に初めて気づいたが、メニューにコーヒーがなく代わりにビールがあった。
完全にスターバックスとの棲み分けを意識した戦略で、ビールを注文する人達も目立っていた。ポテトをつまみにビールはありだと思った。

全体を見渡すと20歳代が多く女性の方が目立っていた。
価格帯がマクドナルドなどに比べると高いので10代が少なく、アルコールを扱っているのでターゲットは20歳から30歳前半のような印象をもった。

そして、巧みなブランディングがスターバックスのような雰囲気を醸し出していた。
コーポレートグッズが店内で販売されているのと、ロゴも冴えている。
この辺りはさすがだと思わせるものを感じた。

私が注文するとタイマーを渡されて席を確保するために移動したが、店内がいっぱいでまたもや順番待ちになった。
実際に注文を受けてからハンバーガーを焼いたりポテトを揚げたりするので、どうしても回転が少し遅くなる構造になってしまう。

席の確保も順番待ち、ハンバーガーもタイマー待ちで、まだかまだかと思って待つこと15分ブザーが鳴り再びカウンターへ向かった。
オリジナルハンバーガーが680円、燻製のものが880円だったので、私はオリジナルハンバーガーを注文した。

食してみたが感動はなかった。
行列を並んで食べるほどではないし、また訪れたいとは思わなかった。
しかし、興味を引いたのがブランディングだった。

ニューヨークではブランディングに成功しているようだが、日本でスターバックスのように圧倒的な支持を得られるか今後注目したい。

最近のファーストフード店は注文を受けてから調理に入るのがブームになってきているようだが、その分待ち時間が長くなり今回も並び始めて食するまでに費やした待ち時間が約1時間を要した。

10年前は安くて早くて美味いを売りに成長したが、これからは食の安全による品質が1番重要な時代になっている。

コストをかけても品質を求めるようになっているし、最近は突然体調が悪くなって病院に行く若者も増えているようだ。

当社の社員もお昼はコンビニ、夜もコンビニ、朝は抜いている連中も多いと聞いている。

是非、玄米と具沢山の味噌汁を食す習慣にしてもらいたい。

ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ