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社長ブログ2016.08.22

合宿

北アルプスに囲まれた長野県小川村に来ている。

新幹線で約1時間足らずで長野駅に着き、そこからバスに乗り継ぐと30分ほどで小川村に到着する。
初めて訪れた場所で会社の合宿が行われている。

昨日はランチに小川村特産物のおやきをいただいた。
熟練のおばあちゃんが餃子の皮で包むように、生地に野沢菜を盛りだくさん包んでいる。
それは、一見非常に簡単な作業に写るが、さらっと具を包み込む技は長年磨き上げた熟練工のようだった。

参謀で知り合ったA氏に日暮里でのイベントでおやきをご馳走になって以来、生地の食感と野沢菜やナスなどの具の絶妙な組み合わせに舌の感覚が痛烈に印象に残っていた。

本丸のおやきの村では、縄文おやきのブランドとして囲炉裏を囲んで漬物と一緒にいただいた。
やはり、味に深みがありみんな喜んでいた。

A氏の計らいで合宿の施設と食事をセットいただいた。

初日は日曜日の13:00-18:00まで選別されたメンバーで、会社の芯が何か様々な角度で議論が行われた。
普段とは違う環境に身を置くことで、自分の深い想いが自然と出るようにする目的があった。

芯とは、会社を象徴する語彙を創作するごとにある。
社風や文化、事業や社員、私の個性などを集約して、この語彙で全ての説明がつき、何をするにもエネルギーが解き放たれるような、全社員が非常にしっくりくる合言葉のような存在になる。
A氏の同志であるI氏を今回の合宿でコーチとして招き、彼のリーダーシップにより合言葉を導き出すことになっているが、通常では短期間で導き出すことが出来るかは確証はなかった。

気持ちが開放され議論が深まってくる中で、あるキーワードが表面化していた。
それは、働き方で月のうち20日休んで10日働くというイコムヴィジョンに紐付けされたものだった。

オンとオフがないライフスタイル、プライベートの中にオンがあり、仕事の中にオフがあるという感覚である。
20日の休みを完全にオフにするという事ではなく、自らを磨く時間にあてることで、新たな体験を通じて豊かな人生を開く機会にするのが最大の目的である。
一方で、仕事の比重が大きいタイプは、20日のオフをいかに創作するか課題になる。
仕事人間と言われる輩は少なくない。
日常が硬直的になり慣れ親しんだ習慣からは、無意識で自分の欲求を閉ざしてしまっている。
本当のやりたい事を心の奥に仕舞い込み、エネルギーを詰まらせているようだ。
そのエネルギーの詰まりを取り去り、さらりと流れるようにする事でエネルギーのパワーを発揮する。今まで困難とされた自己実現や新たな挑戦が本来のエネルギーの流れで成し遂げることが可能になる。

こんな風な会社にしたいと思っている。

「オンとオフがない会社」

この語彙にピンときていない人も先ずは行動してみることが肝要になる。
今回選抜された中から2人が具体的なアクションに入る。

合宿2日目はあと数分でスタートする。

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