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社長ブログ2016.12.04

働き方

オフィスで打ち合わせをしていた時に突然と現れた人物がいた。
アゴラというオープンスペースだったので、直ぐに産休中のOだとわかった。
元気な赤ちゃんを連れたOは母親になって久しぶりに私の前に姿を見せてくれた。
彼女はエンジニアの要素を合わせ持ち、マーケティング事業部に所属し、技術屋としての得意技を持つ人物である。
彼女が育児をしながら、職場復帰するまでのリハビリ期間をどのように設定し、準備運動をリモートワーク出来る仕組みにし、軌道にのるまでの働き方を会社としてバックアップしたいと考えている。

育児と仕事の両立は、働き方を柔軟に対応する事と、ビジネスモデルを多面的に捉える事で、今ある資源から新たな価値を持つビジネスに発展する可能性がある。

イコムにはもう1人育児休暇中のR、ご主人が宮崎県に転勤になり現地からリモートワークしているSがいる。
Sも育児休暇に入るのも自然な流れだろう。
また、Yは来月に挙式を控える新婚で、女性が多いイコムにとって、持続可能性ある女性がエネルギーを無駄に消費しないような、効率化した取り組みにチャレンジしている。

一方で、型と型血という区別は別な領域として存在するのは見逃せない事実である。
それは、型が出来上がらないうちは、次のフェーズに移行しても通用しないという現実がある。
例えるなら、スポーツの野球やサッカーなども、最初は基本を徹底的に習得するために、同じプロセスを反復継続することにより型が仕上がる。
これは、3年は絶対やる期間として定めるのではなく、あくまで目安とする期間であって、個人差があるので、習得が早い者はその限りではない。
これは、現代スポーツの世界でも当てはまるだろう。

型が出来たら、型に血を注ぐために自分なりの型に昇華するフェーズに入る。
野球やサッカーも一流選手は型にはまったスタイルではないのが魅力として映る。
ビジネスマンも型が出来て、そのまま血を注ぐことなく何年も過ごしている、ただの人は多いだろう。

イコムでは、型血として個を表現するのは基本的に無制限にしている。
もちろん、OBゾーンは設定しているが、個性を発揮するのにくだらない決め事は一切廃止している。
決まった時間に出社したり、お昼時間にランチをするとか、皆んなと一緒の働き方を推進していない。
従って、タイムカードなし、日報なし、直行直帰当たり前、いつ何時休みOK、髪が金髪の女子、ロン毛&ヒゲの連中がオフィスにいたりするので、慣れない人が会社に来ると、その自由さに驚く方が少なくない。
また、外国人採用をしているので、今後はアフリカ人やインドやイスラム系の若者が混在しているオフィスになっているだろう。
それはまるで、六本木の無国籍料理店が朝まで賑わっているごとく、エネルギーに満ち溢れた
オフィスになっているだろう。

型血に昇華した個の立った集団はどこまでいくのだろう。
電車に乗りながら妄想して薄笑いを浮かべていたら、前に座っていた女子高生から異様な人物を見る視線を感じた。
私は、意に介さず妄想を続けた。

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