前世

南イタリアの貧しい小作人だった。
ナポリとシチリアの中間辺りに位置する村で、小作人は地代として収穫物を地主に全て収めてから配分される仕組だったようだ。
従って、労働集約型のため充足感ある生活とは縁遠かったようである。

しかし、いつからか村のコミニティを拡張する都市計画なるものに取組み始め、更に選挙に担がれるようになって、具体的な都市計画に踏み込もうとしている最中に恨みをかって殺されたようである。

今世において、前世の影響は少なくないようで、前世の課題を持って誕生するようだ。
更にそれを克服すると次の課題があり、それにトライするというサイクルになっているようだ。
つまり、前世の課題要因を明確化することで、今世を有意義に過ごす事が可能になる。

まずは、小作人という立場を考えてみる。
自分の地面が欲しい、土地を所有して地主として欲求を満たしたい。

これは、今世において不動産を職業にした事は非常に意義深い。
そして、貸主として家賃をもらうような仕組みに変えてから、会社の業績が飛躍的に伸びて安定化したことに起因する。
仲介業を主体としていた時期を振り返るとそれが如実にわかる。
自分の地面を所有し、地代を受け取る事で前世からの欲求を今世において満たすことが出来たのである。

また、村としてのコミニティの拡張は、今世において天然村を通じて取り組んでおり、これからの戦略上、充分に前世の欲求を満たす事を実施しているのだ。

こう捉えてみると、無意識にやっていたのが、実は魂レベルでそれらを選択しているのを実感する。

そうすると、今後の展開はどうなるのか、あるいは来世に向けた取組みは、今世の課題になりうるものは何か、このあたりが気にかかる。

だが、しょせんは小作人からの成り上がりであり、それを充分認識する必要があるようだ。
小作人は、経済的に不安定だったので、常にランニングコストを気にする。
また、大きな買い物より小さな買い物に注意深くなる。
従って変なところがケチになる。

また、前世で選挙に担がれた経験から周囲から褒められたり、持ち上げられて殺された経験から、今世は、周りから承認されたり、褒められたりすると妙に心地悪くなる。
本当に居心地が悪くなるのだが、まさかそこから来ているとは驚きである。

前世が南イタリアの貧しい小作人、今世は日本人の不動産業として地主になっている。
次の展開は海外のようで、ヨーロッパ、アメリカが舞台になりそうだ。
プライベートでは、地中海を眺める別荘を手に入れ、ハビテーションをしているだろう。

次男が来月からニューヨーク入りして友人の会社に就職することになった。
すでに、魂が動き出している兆候があり、ビジネスも次のフェーズに移行するようである。

近い未来には、AIがゲノムを解読するようになれば、容易に想像できるようになるかも知れない。