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社長ブログ2017.09.03

環境を創る

朝目覚めると次男が眠たそうに寝室に向かっていた。
まさに、双方真逆なライフスタイルになっている。
朝起きる時間に次男が眠るサイクルで、時折早く起きる時はきちんとスケジュールされているようだ。

バンクオブアメリカを経てコンサル会社を経営するS氏の元でインターンシップに取り組んでいる。
ニューヨーク入りする前の準備体操で、業務連絡は全て英語でやり取りするようだ。
インターンには他にも学生が参加している。
慶応や早稲田といった筋の良い連中に混じって中卒の次男がいる。
果たして、どんな振る舞いで、スキルをどのようにカバーしているのか興味深いところである。

業務内容は、ニューヨークでビジネスをする為のあらゆるお作法を英語で学び、現地の商習慣やビジネスマナー、ネゴシエーション、会食のテーブルマナーに至るまでを大企業のビジネスパーソン向けにレクチャーしているようだ。
故に、レクチャーの時間帯は夜からのスタートになるので、帰りが0時を過ぎることもしばしばある。

普通の英会話での領域では決して勤まるはずもなく、フィリピンで学んだ英語の更に別次元で習得するフェーズにある。

スーツとワイシャツ、靴を貸与しているが、一昔前に仕立てた不動産屋仕様になっているため、スーツは縦縞の白が入ったストライプ、靴はヴィトンで本人とのギャップは言わずもがな、ビジネスパーソンが集まる場では、かなり浮いている存在だと思われる。
残りわずかな時間で即席に手当てしたとはいえ、S氏も驚いているに違いない。

環境は人を変えると言われているが、まさに彼のパスポート写真を見ると如実に現れている。
フィリピンから帰国して直ぐに撮った写真は、まさにフィリピン人そのもの。
野生児的なジャングルから出てきたような顔相は現地人と相似形、しかし、今では六本木暮らしに慣れてそれなりの顔相になってきている。
比較してみると一目瞭然、人は環境が違ったりステージが異なると顔や在り方に出るようだ。

ちょっと前まで、全くやる気のない引きこもり男が、やるべき目的が見つかったことで変化し始めている。
そして、インターンでは一流のビジネスパーソンと交流の場にいることで、更なる進化を遂げようとしている。

いつもと違う環境に身を置いたり、理想の環境を意図的に創り出す事で、新たなステージに前進する事が可能になるだろう。
先に環境を創造して、現実に作り出す事で、必然的に後から環境に相応しい人物になるように思う。

次は地中海を見下ろす別荘を手に入れたいと思う。

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