姉妹

09でいいよ。

長女が放った言葉の意味が理解出来なかった。
到着してようやく109だとわかった。
渋谷に長女と次女の3人で洋服を買いにきた。

買い物の様子を伺っていると、2人の両極端さが如実に現れていた。
長女はあっという間に買っている。おまけに試着もなし。
一方で次女はとにかく決まらない、時間をじっくりかけて何度となく試着を繰り返す。

本当に真逆な性格の姉妹である。
長女は画が強く肉食、次女は控えめなお姫様、動き回るように素早く行動するのに対して、ゆっくりと時間をかけて準備をする。

どちらが良いとか悪いとかは別にして、どんな未来像がイメージ出来るだろう。
買い物の後に食事をした。

リクエストのあった焼き肉店でオーダーをした。
一通りの焼肉をオーダーした後、生ビールと同時にご飯の大盛りを注文する長女、一方で、酒が飲めない次女は同じくご飯の大盛りを店員へ告げていた。
2人ともダイエットをしているらしいが、どうやら今日は我慢が出来ないらしい。

店員さんがご飯を持ってくると、それはまさにメガ級、こんなにてんこ盛りになっているご飯を久しぶりに見た。
さすがに残すだろうと思っていたら、2人ともペロリと完食してしまった。

長女は生ビールをおかわりしながらもお米をたらふく食べるという荒技に驚愕していた。
しかも、食べるスピードも早く酒も強いときている。
次女は本当にゆっくりと食べていて、2時間くらいは酒も飲まずにゆっくり食べている。

そんな真逆な2人でも実に仲が良いのだ。
妹が可愛くて仕方がないらしい。
父としてもまったく同感である。
そこにいるだけで癒される感覚があるのだ。
いくつになっても変わらないのが不思議だ。

長女は男の子みたいな感覚でいる。
まさに言動そのものがそれを現している。
キャバクラに行きたいと言うので連れて行くも、女の子を場内指名して仕切る始末。
おまけにモエシャンを2本も空けて常連かのように振舞っていた。
この子は本当に不思議な子だなと横に座りながらしみじみと思った。

一回り以上の年上でないとうまくいかないだろう。
このパワーを受け止めてくれるのはなかなか難易度が高い。
離婚の確率も圧倒的に高いだろう。

一方で、次女は本当にいいお嫁さんになるだろう。
結婚をしたら家庭的な気の利く奥さんタイプである。

男といるように楽しめるタイプ、そばにいるだけで癒されるタイプ、皆さんはどちらがお好みだろうか。

グラビトニクス学会

今から15年ほど前の事が走馬灯のように駆け巡った。
溜池にあるショップで結界を購入していた。
友人に連れられ、セラミックで作られた500円玉よりやや大きなものを4つ手にした。
自宅の四隅に置くためで、当時の住まいである南房総の鴨川の家が初の試みだった。
土地や建物を清めるように、地鎮祭で四角に囲んで、塩やお神酒で清める儀式にあるような意味合いをもつ。

それらは、目には見えない何かのエネルギーなのは言うまでもない。
目に見えない世界、電気、周波数、振動、念、空気、宇宙などなど人の目に見えない世界が96%、見える世界が4%と言われている。

96%の見えない世界、その中の一つに家系の因縁がある。
早川家の先祖から受け継いでいるそれを感じていた。
当時は、親子、兄弟の不自然な不仲、意識とは別に働く何かのエネルギーを受けていた感覚があった。

明らかにマイナスのエネルギーだった。

結界はそれらのエネルギーを遮断する効果があり、重力子が最近明らかにされたように、品質も15年前に比べると格段にバージョンアップされている。

これらの技術をグラビトニクスと呼んでいる。

この週末、虎ノ門ヒルズでグラビトニクス学会が開催された。
そこで少し講演する機会があった。

本格的に学び始めてからまだ2年満たないので、実際に体験した事実を発表することにした。
代々、早川家に続く親子関係、兄弟、子供たちの境遇が因縁による悲惨な状況から、グラビトンの技術で物凄い勢いで好転していった話しをした。
それは身内の暴露話しそのもの、実際にあった出来事を飾らずにそのまま語った。

すると、予想もしなかった反応が返ってきた。
それは、解りやすく面白い内容だったとか、同じ様な状況にあった共感の声、距離が短く感じ親しみをもった、感動したなどなど好感の声が非常に多かった。
つまり、身内の不幸を明るくさらけ出す事は、他人に勇気を与えることなんだと感じた。

とはいえ、見えない世界を論理的に理解を示す人は多くはない。
昔から写経をやっていたり、スピリチアルアな世界を多々体験してきたが、グラビトンを学ぶ初期の頃は胡散臭いと思っていた。
周波数や波動といった世界を受け入れているが、本当に真実として疑念を払うまでには時間がかかった。

一方で、すんなりと受け入れる感度の良い人物もいたりする。
当日会場で紹介され、今回初めて参加するM氏と食事をする機会があった。
M氏は67歳になる男性で、創業して40年のコンピュータ会社を外資へ売却して、現在はベンチャーキャピタルの会社を経営している人物だった。

話してみると様々な分野に知見がある紳士であった。
彼曰く、このグラビトンはすごい技術だと興奮しながら早くも未来構想を語っていた。
あまりの感度の良さに尊敬の念をもった。
更にM氏の紹介者N氏もグラビトンと出会ってから数週間だという。
N氏も実業家で大きな仕事を手がけている人物だ。
彼も同様に短期間で人まで連れてくる感度の良さが際立つ。

グラビトニクス学会を通じて知り合った新たな仲間と学べる事にワクワクが止まらないでいる。

売りのタイミング

Mr.競輪と言われて久しい、N氏とラウンドする機会があった。
黄金期は世界に名を馳せたが、現在は60歳を過ぎたおっちゃんである。
しかし、下半身の安定感は抜群でスイングがブレずにどっしりとしていた。
タレント稼業の合間によくゴルフをするようでスコアも安定していた。

これからのライフスタイルの話題になり、子供のいない彼は相続を気にしないので、残りの余生を奥さまと充実したいとの想いを語っていた。
つまり、残すお金を考えずに有意義に使い切るプランである。

意外に思ったのは、彼が現役の時は年間数億円稼いでいたが、税金を払ってもろもろ生活していると、そんなにキャッシュは残っていないそうである。
現金で購入した麻布十番のマンションを現金化して、賃貸へ移る考えもあるようで、今は売り時なのかと質問された。

間髪入れずに売りですねと答えた。
そして、住まいを賃貸へ転換するのは大賛成だと伝えた。
持論として、お金を生まない自宅は買わずに借りる。
どうしても買いたい場合は全額キャッシュ、銀行から住宅ローンで購入するなどは論外で、これからは資産価値が減る一方で、金利が上がったら全てがパー、債務不履行でおじゃんである。

N氏のプランは絶妙なタイミングだと思った。
売れば3億4、5千万円、住居なので税金の心配はさほどいらない。
それを種銭にして余生を楽しむのは正解だろう。
本来は収入が安定して入る仕組みがあればなお良いが、スポーツのスペシャリストはおしなべてその辺りが弱いようだ。
黄金期に仕組み化したら、引退後はお金の事は何の心配もせずに安心出来ただろう。

N氏の奥さんは元女優なので、食事や洋服、化粧品には出が多くなるだろう。
おまけに、パリに行く事が多いようで買い物や旅費をN氏が手当てしなくてはならない。

こう見ると本当に面白い現象に気がつく。

金を稼ぐ男にはいい女がつく。
そして、女は金がかかると言うのが定番である。
ひたすら稼いだ金を女に貢ぐ、この構造は世界共通なのではないだろうか。

N氏は奥さまに資産を現金化してつかってもらう。
それに喜びを感じているようだ。

文字通り、紳士たる振る舞いではなかろうか。
成金が愛人に貢いだり、援交するような世界とは言うまでもなく別次元である。

このタイミングで自宅売却の発想はさすが勝負師、無意識に備えた直感は衰えを知らないようだ。

本質

仕事をして楽しく過ごす、仕事があるから楽しくなる、どちらが本質だろうかとふと考える機会があった。

ネクサミという異業種企業がプレゼンを通じて学び相互扶助する機能を有する場を提供している組織の通称である。
このネクサミにある葬儀会社が参加している。
社長も広島から月に何度か学びにやってくる。
実践メンバーは、現役の大学生でインターンシップとして参加している。

彼らのプレゼンを見ていると、顧客が誰なのかを徹底して実践している。
会員獲得の手段として、ポステイングを地域全域にわたりチームで実施して、なお本当にチラシを見ていただけたかを一軒づつ訪問して確認することまでしている。
おまけに、葬儀に求めるもの、困っていることを徹底してヒアリングしている。

つまり、葬儀というサービスや商品を売る視点とは逆に、自らの人となりを売っているに等しいと言える。
結果として顧客との信頼関係が構築されて、葬儀のことはあなたに任せる、まさに御用達の関係までになっている。
これがサービスや商品を売っていては御用達の領域までに至らない。
学生なので、既成概念がないとはいえ、ま素直と実行力で突破してしまった印象がある。

顧客との信頼関係を構築するには、顧客の用事を足す前に会話を通じてさらりとヒアリングしながら自らを売り込む要素が必須になる。

これを広島のインターン学生が見事に実践してみせた。
彼らを見ていると生き生きと輝いて真剣に取り組む姿勢に圧倒される。

従って、仕事があるから楽しくなる、こちらの方が彼らにフィットするようだ。
逆に仕事をして楽しく過ごす、これには違和感を感じる。

仕事をしてプライベートを楽しく過ごしたり、家族を養ったりするのは当然な事だろう。
しかし、本質は別なところにあり、もうすでにある仕事が楽しくて仕方がない。

こんな感覚で顧客が増え、社員が増え、売上も増えて、数字が結果を伴い、そこから趣味や旅行を存分に楽しめる時間とマネーが揃う。

onとoffのない会社、月の10日働き20日休む会社の本質はまさにそこにある。