メジャー

マンハッタンの人々は歩くのが早かった。
あさか、あの次男について行くのに足がこれほど重く感じるとは驚いた。

イーストビレッジの物件で待ち合わせをしていた。
エージェントのO氏は次男も色々世話になっているようだ。
勝手な思い込みだったのだが、会った瞬間O氏が女性だった事にびっくりした。
おまけに綺麗な方だったので、またもやびっくりした。
頓珍漢の極みである。

マーケティングを兼ねた賃貸物件、店舗、一棟売りのビルやコンドミニアムをご案内いただいた。

移動中のメトロでの話が印象的だった。
日本の大学を卒業してからニューヨークに入り、不動産の道へと進み13年になるという。
新人の時から仕事は教わるものではなく、体験を通じて学ぶことだと、ドブ板営業からスタートしたそうだ。
様々な障壁を乗り越え、現在はトップリーダーのポジションを勝ち取っている。

O氏は長らく見ている中で、日本人はニューヨークではなかなか育たないと。
3年もたずに帰ってしまうようだ。
それだけ、このニューヨークで生き残るのは厳しいようだ。
確かに物価は高く、普通の人がレストランで食事をするには、日本の3倍ほどの予算が必要になるだろう。
まさに、生活の為にギリギリで働くような状況を強いられる。
普通の人ではなかなか難しいのだ。

O氏はコツコツ努力を重ね、失敗から失敗へ情熱を失わずに進んできた。
しばらく日本に帰ってないし、帰るつもりもないようだ。

一通り見て感じた事は、マンハッタンはニューヨークニューヨーク、メジャー感が圧倒的である。
ブルックリン、クイーンズ、ニュージャージーはニューヨーク、東京も同時にリトル感は否めない。

このメジャーで次男がどこまで踏ん張れるか、見守っていきたい。