コーポラティブハウス

三軒茶屋駅から歩いて15分、下馬一丁目にあるコーポラティブハウスを訪問した。

説明会会場は日曜日の10:00から1時間単位で実施していた。
10:00から予約をしていたが、既に3組の家族が来場していた。

ここは、主催者企業の社員の自宅だった。

現在、プロジェクトが都心部を中心に数カ所で発足している。
基本的に申込みした入居者がコミニティを形成して、建築会社へ直接発注する形式になるので、デベロッパーの役割がない分、安く購入できるというスキームである。

担当者のS氏が丁寧に説明してくれた。
それに対して、こちらは質問の応酬であっという間に時間切れ。11時を過ぎてしまった。

意外だった点が2つ。
次から次に来場される家族が多くコーポラティブの認知が高いこと。
もう一つは、価格は分譲マンションの相場と変わらない点であった。

30代半ばのご夫婦と子供1人の家族構成が多いようだ。
奥さんが熱心に取り組んでいるのが見て取れる。

なぜこれ程まで、コーポラティブハウスに人々が興味を示しているのか、S氏の説明を聞いて理解出来た。

最近のテレビで深田恭子が演じるドラマにコーポラティブハウスが取り上げてられてから認知度が上がってきたようだ。

ポイントは注文住宅のようにオーダーメイドで作った住まいである。
最近は、企画主導型で外観や専有面積のフレームはきめられていて、部屋の間取りや内装、設備、照明、インテリアなどは、趣向に合わせたプランニングになっている。

なぜ一般的な分譲マンションと価格はそれほど変わらないのか。
それは、建物の構造、品質にこだわっている為、建築費が割高になっている。
おまけに大規模なマンションに比べて、コーポラティブハウスの場合、平均で10世帯くらいなので、必然的に発注コストが割高になる。

からくりは、エレベーターがない3階建てのフレームになっている。
これは全てのプロジェクトに共通する。
巨大な一戸建て住宅のようなイメージである。
これで、初期コストはもちろん、ランニングコストが抑えられる。

最大の魅力は、マンションをゼロベース(スケルトン)から自由な空間を創り出せること。
これに多くの人々が共感しているのだろう。

これからは価値観を共有する人々が、ヨコに集まって暮らすコミニティレジデンスが増えていくだろう。