サルトルの教え

友人が本を出版した。
「サルトルの教え」光文社から世にデビューした。

彼女に最初に出会ったのは24年前だった。
この本の原点となった、勉強会を主催していた会社の現場トップマネジメントをしていた。

初めて会った時に言われた言葉を今でもはっきりと記憶している。

「あなたみたいな人は初めてです」

決して褒められたわけではない。
むしろ、その逆で一言でバッサリと斬られた感じだった。

気遣ってくれるような言葉はなく、途方に暮れていたことを思い出す。

つい先日、誕生日の祝いに彼女から食事に招かれた時だった。
当時のことを初めて直接聞いてみた。
彼女も憶えてくれていたようで、その程度のことで諦めるようなら続かないと思ったから。
笑いながら答えてくれた。

あれからずっと近い位置で学びを提供してくれている。

彼女が理事長を務める「一般社団法人アイアイアソシエイツ」
哲学者サルトルの教えをわかりやすく学べるように、講座を通じてヨコのネットワークを仕組化し、全国にその影響が広がっていて、会員の人数も2000名を超えて素晴らしい成果を出している。

本当に嬉しく思う。
ヨコ型リーダーシップで個の発展を120万人に提供するコミットは本物である。

その代表的な例が夏の甲子園に2年連続出場を果たした茨城県の土浦日大高校だった。
昨年アイアイ講座を導入して、30年ぶりに甲子園出場を果たした。
実際に生徒の親が講座をリードしていて、監督をはじめ生徒たちが、みるみるうちに変化していったのが、手に取るようにわかったと話をしていた。
そして、今年もその成果を存分に発揮して甲子園の切符を手にした。
残念ながら、一回戦で敗退してしまったが、更なる課題を克服して全国優勝を果たしてもらいたい。

イコムでも新卒者を対象にした講座を10年前から導入している。
おかげさまで様々な成果を出してきたが、更にこれから凄い成果を生み出そうとしている。

葉山プロジェクト

初めて見た瞬間、顔がいいと思った。

葉山御用邸近くにある物件は予想をはるかに超えていた。

敷地を歩くと築85年の洋館が見えてくる。
入り口からは直接見えないが、庭園を通り抜けるとそこには存在感のあるイギリス様式の建物があった。

庭園は枝垂れ桜やサルスベリなど木々の合間を縫うように小道が敷かれている。

建物の中に入ると手入れが行き届いているので驚いた。
窓の格子やステンドグラスは重厚感のあるデザインで、
レトロな洋館のようで、とってもいい感じである。

旧足立邸、王子製紙社長の別邸として当時建築された。
建築家も著名な方で日比谷公会堂を手がけた方である。
重要文化財指定の準備が整っている、大変希少性高い建築物となっている。

現在はお孫さんが住んでおり、この建物を活かしてもらう方に買ってもらいたいとの意向がある。
そこで、約700坪の土地と合わせて企画したコーポラティブハウスをイコムが手がけることになった。

サスティナブル&オーガニックをコンセプトにした、プロジェクトベースでチームが編成された。

建築家は著名なドイツ人のA氏、オーガニックの世界ネットワークを持つT氏、それぞれの得意分野でまだ例を見ない歴史や文化のある建物と敷地を活かして、低層型集合住宅を創り出す。

メインの洋館は上手にリニューアルし、メンバー専用にシェアできる空間にする。
そして、庭園を活かした配置で設計される新築の建物は、洋館と調和のとれたレンガ調の意匠で10戸予定している。
ここにしかない、みんなのスペースが多く存在する贅沢な住まいになるだろう。

葉山でのデュアル生活をするもよし、移住するもよし、様々なライフスタイルを生み出す場として、プロジェクトがスタートした。