葉山プロジェクト

初めて見た瞬間、顔がいいと思った。

葉山御用邸近くにある物件は予想をはるかに超えていた。

敷地を歩くと築85年の洋館が見えてくる。
入り口からは直接見えないが、庭園を通り抜けるとそこには存在感のあるイギリス様式の建物があった。

庭園は枝垂れ桜やサルスベリなど木々の合間を縫うように小道が敷かれている。

建物の中に入ると手入れが行き届いているので驚いた。
窓の格子やステンドグラスは重厚感のあるデザインで、
レトロな洋館のようで、とってもいい感じである。

旧足立邸、王子製紙社長の別邸として当時建築された。
建築家も著名な方で日比谷公会堂を手がけた方である。
重要文化財指定の準備が整っている、大変希少性高い建築物となっている。

現在はお孫さんが住んでおり、この建物を活かしてもらう方に買ってもらいたいとの意向がある。
そこで、約700坪の土地と合わせて企画したコーポラティブハウスをイコムが手がけることになった。

サスティナブル&オーガニックをコンセプトにした、プロジェクトベースでチームが編成された。

建築家は著名なドイツ人のA氏、オーガニックの世界ネットワークを持つT氏、それぞれの得意分野でまだ例を見ない歴史や文化のある建物と敷地を活かして、低層型集合住宅を創り出す。

メインの洋館は上手にリニューアルし、メンバー専用にシェアできる空間にする。
そして、庭園を活かした配置で設計される新築の建物は、洋館と調和のとれたレンガ調の意匠で10戸予定している。
ここにしかない、みんなのスペースが多く存在する贅沢な住まいになるだろう。

葉山でのデュアル生活をするもよし、移住するもよし、様々なライフスタイルを生み出す場として、プロジェクトがスタートした。