弱気相場

明らかに違っていた。
半年前の状況に比べて空き店舗が増えていた。
マンハッタンの街を歩いて感じた。

マンハッタンでもsoho地区やnoho地区といった流行の発信拠点で知られているエリアでも、店舗が空いている状態に転換期を感じていた。

つまり、今までは大家が強気で通してテナントが入っていたが、今ではその賃料でテナントがつかないのだ。
これから賃料を下げるタイミングを見計らっているだろう。
行き過ぎたものは、必ず戻りがあるように、価格変動もこれから本番を迎えるムードが漂っている。

物価もそれを如実に物語っていた。
ニューヨークのレストランで普通にランチを食べると3人でさらっと1万円を超える。
メニューの価格も高いが、税金とチップが加算される。
東京の2倍強の相場である。
これが毎日続くとなると、普通の人は生活が難しくなる。
同じ事はサンフランシスコでも見られた。
ホームレスが急増していて、至る所で見られたし、物価が高すぎてサラリーが追いつかないのだ。

行き過ぎたものは戻るという原則から、アメリカの物価も弱気相場に入ると見ている。

日本の不動産も転換期を迎えている。
東京オリンピックまでは、地価は上昇するだろうとの見方は一蹴されるだろう。
既に弱気相場に転じている。
最近、買い取ったビルやマンションが思うような価格で売れないと言った声を聞くようになった。

水面下での不動産大セール、半値八掛け二割引が来る日が近づいている。