アプローチ

心が折れそうになった。
まったく成果が出ない状況に呆然と立ち尽くしていた。

東京クラシッククラブにて、雑誌ゲーテのゴルフコンペが開催された。
エントリーしていたので、この日に標準を合わせてコツコツ練習を重ねてきた。
練習場では勿論のこと、自宅で早朝から毎日素振りやパターをやってきたのだ。

ところが、スタートホールの直後から池ポチャ、その後も燦々たる状況で、天を仰ぐしかなかった。

何故、練習の成果が出ないのだろうか。
苦悩に満ちた表情で友人に話してみた。
すると、アプローチが違うことだけは間違いなさそうだね、と言われてハッとした。

日々の練習以外に上達するアプローチの選択肢が他にあるとは到底思えなかった。
それは、ゴルフスクールに通ってスイングを改善してきただけに、そのスイング軌道を保つ練習を重ねれば、必然的に安定してスコアが出ると信じ込んでいたからだ。

このアプローチが違うとすれば、どうすればこの苦難を
利用出来るのか、苦痛に直面しながら壁を越える度量が必要になっていた。

湧いてきた一つのアプローチはイメージだった。
ジャスティントーマスという、米国プロ選手のスイング映像を見てイメージ化することにトライしている。

また同時並行で、ゴルフコーチを専属パートナーとし、アドレスからフィニッシュまでの身体の動きを完璧に改造することに着手した。

間違っているアプローチで努力を重ねていたら悲惨である。
今回のアプローチが正しいことを信じて前進している。

春が来るころにはきっちりと成果を出して、アプローチが正しかったことを証明したい。