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社長ブログ2019.04.14

ゴルフコンペ

富士山がくっきりと見えていた。
車を走らせながら目の前に大きく現れ、3分の2が雪で覆われていた。
日本の象徴とも言える圧倒的な存在感に感激していた。

武蔵カントリークラブ笹井コースに着いた。
名門コースと呼ばれる場所で銀行のコンペが開催された。

スタート前に初参加の挨拶をした。
組み合わせ表を見ると、地元の老舗企業が多くあった。
二代目の若を中心としたコミニティが会を盛り上げている印象を持った。
とはいえ、若と言っても60近いのだが。 笑
このゴルフ会も歴史があるようで、銀行にとっては重要なイベントの一つになっているようだ。
唯一、支店長がプレヤーとして参加したが、課長は事務局としてスーツ姿のままスタートホールに立っていた。

風が強く寒いにもかかわらず、忍耐強く7組のスタートを見送る姿を見て、何とも切ない気持ちになった。
思わず声をかけてしまった。
「スーツ着てそこに立ってないで、一緒にプレーしましょうよ」
すると、事務局としてのお役目がありますから、という返事が返ってきた。

彼は仕事として完全に割り切っていた。
むしろ、伝統的な会の進行役として、先輩方から受け継いでいる使命感のようなものがあるのだろう。
支店長にしても、出来るなら普通に仕事をしていた方がいいのかも知れない。
普段見せない表情を浮かべていたのが印象的だった。
気を遣いながら笑顔を振りまいていた。

最終組でのスタートになったが、さすが名門クラブだけあって景観は素晴らしく、桜が満開でフェアーウェイの両サイドは見事なまでの桜を見物できた。
60年の歴史を誇る風情があり、富士山と共に桜の花がコースを引き立てている。
まさに、日本を象徴する景観に感動した。

強風によりスコアはまったくで100を超える有様。
しかし、プレー終了後のパーティーで順位が発表されると、トップは何と80のスコア、強風はいい訳に過ぎなかった。
貸ビル業をしている方だったが、もはやゴルフが生業としているような優勝のコメントだった。

初参加した印象は、少し重い空気感があり、女性や若手がいなかったのは、会としてリフレッシュする空気感に変えていく必要性を感じた。

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