筋肉痛

エレベーターのボタンを押して待っていた。
すると、後からやってきた人がボタンを押したけど、スイッチが入らないと言っている。
その時、ボタンの灯りが消えていることに気づいた。

せっかちな性分のため待てなかった。

明治安田生命さいたま新都心ビルのオフィスから仕事を終えて外出するところだった。

停止したエレベーターの復旧を待つことなく、34階からロビーまで階段を駆け下りた。

途中で火災警報のアナウンスが流れた。
本当に火災が起きているのか、誰か間違えてボタンを押してしまったのか、どちらにせよ早く降りようと思って早足で降りていった。

しかし、なかなか階数が思うように進まない感覚だった。
ようやく半分くらいになると疲労感が湧いてきた。
普段1時間くらい歩いているので、足には自信があったが階段を降りる運動は別物のようだ。

本当に火事だったら煙に注意しなければならないと、少し不安になりながらも、非常階段には人気がまったくなかったので、その線は薄いと感じながらひたすら階段を下りた。

10階あたりから人が目立ち始めたが、みんないたって冷静だった。
火事でない事が判明するが、後から聞くと10分ほどで復旧したようだ。

ロビーに到着した時には、足に疲労が残っていたが、まさか歩くのがこんなにも辛い筋肉痛になるとは、その時は思ってもなかった。

翌日から3日間は歩くのもしんどい筋肉痛だった。
こんなに痛いのは久しぶりだった。
太ももがパンパンに張っているのだ。
しゃがむのも一苦労で、階段を降りると激痛が走る始末。おまけにマッサージで押してもらうと、触るだけでギブアップ状態。

階段を降りる筋肉がこんなにも脆いとは。
地震や火災の時に備えてそこの筋肉は鍛えておくべきだろう。