ラリーニッポンin九州

あっという間の4日間だった。

ラリーニッポンin九州に出場した。
鹿児島からスタートして、宮崎-熊本-長崎-福岡を横断した。

総勢62台のクラシックカーが全国から集結して、各地を訪れる様子は周りを魅了すると同時に地域の方々との触れ合いがある。
この感覚は相互扶助の原理が働いていて、個々の動きが集まる事で全体を含む大きなエネルギーが生まれているのだ。
62台がダイナミックに並んで走る様子を住民の人々の声援を受けて、暖かい心の触れ合いを実感する瞬間は、このイベントならではの体験である。

それは、まるで優勝パレードさながらの様相を呈している。
一方で峠の走行では、前の車をあおってバトルになることもしばしば。
こちらものんびり運転するような性格を持ち合わせていないため、ついスピードを競いたくなる衝動にかられてバトルを仕掛けていた。

それにのってきた相手が現れた。
雨の中のバトルはスピンを覚悟の走行で、ギアは3速以下で常に5000回転を上回っている。
つい熱くなって加速したままカーブに突っ込んでいく。
負けまいという思いがリスクを上回り、ガードレールに突っ込むかは運任せ、もう夢中にギアチェンジを繰り返しながら子供のようなやんちゃをしていた。

それがきっかけとなって仲良しになり、新たな友人として趣味の領域を超える人間関係が生まれた。

このようなレアな場合を除いては、皆さん景色を楽しみながらゆっくり走行している方々がほとんどである。

ラリーニッポンの基本コンセプトである、日本の歴史や文化を世界へ発信する、毎回異なる全国の地方に赴き、その文化や歴史に触れながら、地域を盛り上げる効果は今回の体験でそれを充分に実感した。

内側からの動き

自分の内側から動きをかんじている。

この動きの感覚は20年ぶりくらいだろうか。
内側からのエネルギーが遠心力のように大きく広がり、今までの領域の外側へアクセスしようとしている。

最近になって、久しぶりに会う友人が次々と現れるようになった。
こちらが動かなくても周りが動いてくれているのだ。

この遠心力を使って内側からの意識をどんどん高めていきたい。
動くタイミングがやってきた。

原宿駅から徒歩1分の場所でアートイベントがあった。
取り壊し予定の古いマンションで、破壊と創造をテーマとしたマンションの部屋でペインターやカメラマン、書道家、音楽やアートのクリエイターが集結して、壁や天井、床にいたるまで、アートの空間が広がっていた。

部屋に入ってみると、1人の若者と目があった。
彼はベンチャー企業の経営者で、クリエイターを束ねるイベントの主催者だった。
まだ、よちよち歩きですよと言っていたが、なかなかの勢いを感じた。
この勢いこそ、内側からの動きだと察知した。
創業まもない会社がもっとも魅力的に映るのは、この勢いで伸び代を感じさせるものである。

もちろん、ビジネスモデルも大事な要素になるが、この内側から動きが出ている在り方を見ると、さほど重要でもなく感じてしまう。

もはや、追っているという感覚より、人、物、金が向こうからやってくるような感覚なのだ。
それを察知して、大手企業から出資の話がまとまったと言っていた。

これに近い感覚が自分の内側から湧いてきている。

次のステージへ向けて準備を進めていきたい。

ハギビス

日曜日の朝とは思えない光景だった。

台風19号ハギビスが首都圏を抜けた空は晴天だが、六本木の街は静まり返っていた。
通常は、酔っぱらった人が道路をうろちょろしながら、タクシーをつかまえる姿をよく目にするが、昨日からハギビスに備えてほとんどのお店が休業しているので、人がいないのも当然だろう。

歩きながらハギビスの影響を現場から見たかった。
テレビで放映されている情報は偏っている上に、生の情報に乏しいため、各地の現場の状況とのギャップがある。
都心の3aと呼ばれる人気エリア、赤坂、青山、麻布を歩いてみると、ハギビスの被害はほとんど見られなかった。
しかし、ファーストフード店やスターバックスなどのカフェは全ての店が休業していた。
一方で、コンビニはほとんどの店が開業していた。
そのオペレーション機能は卓越していて、どこの店も閉まっている中、その存在は際立っていた。
おそらく、店舗ごと近くに住むスタッフを採用して、オペレーションする仕組みにしているのだろう。
歩きか自転車で通勤する人をある程度確保していると思われる。

他に朝から開業している店はドラックストア、富士そば、ドンキホーテ、これらは企業文化が色濃く反映されている印象を持った。

ハギビスの影響は風より雨の方が大きかったようだ。
都心エリアで低い場所の麻布十番や西麻布などは、水の被害はまったく見られなかった一方で、東西の川に近い低い場所では多摩川が一部氾濫、江戸川は間一髪の危機で、地の利を改めて考えさせられる機会になった。

しかし、東京はコンクリートジャングルの異名通り、風よりも雨の影響の方が大きいだろう。
そして、地震の影響を最も大きく受けるだろう。
台風より地震による津波や火災の方が、都市機能を麻痺させる力が強いと感じている。

台風は色んな意味で準備できるが、地震はある日突然とやってくるからだ。

年々、災害度合いが増していく中で、地震に備える準備をする必要がある。

台風の痕跡

呆然と立ち尽くしていた。

まさかここまで酷い状況になっているとは…
台風の痕跡を見る限り津波でも襲ってきたのか、あるいは空襲でもあったのかと思わせる惨状になっている。

東京クラシッククラブに約1ヶ月ぶりにやってきた。
ゴルフ場は復旧したとはいえ、周りの木々はなぎ倒され壊滅的な状況になっていた。

風速53メートルをもろに喰らった場所である。
千葉市からほど近くに位置しているので、今回の台風の最高風速を記録したとされている。

それはまるで天がおもちゃにしているようで、積み木を組み上げたと思ったら総崩れでおじゃん、振り出しに戻るようである。

ゴルフ場からの発表では、ジャックニクラウスにリメイクを依頼すると言っているが、原状回復となると膨大な時間とコストがかかるだろう。

もはや、呑気にゴルフをやっている暇があったら地球環境を守る活動でもしなさいと、天から示唆されているようである。

自然災害の威力が年々増していく中で、今だけ、金だけ、自分だけでは、本当にご破算に願いましてはの世界である。
我々はただじっと何もしないで過ごすわけにはいかないだろう。

イーロンマスクが進めている火星移住計画も現実味を帯びてくる日も近いのではないだろうか。

地球が怒っていることに向き合い、健康で持続可能性のあるライフスタイルに移行しなくてはならない。