カレーうどんと子供たち

名古屋に入っている。
BARで友人と語りあった後、夜の繁華街へ入っていた。
そこは、眠らない街のごとく六本木に負けずとも劣らない人混みで活況を呈していた。
名古屋もエネルギー溢れる夜の街があった。

うどん錦、友人からカレーうどんが絶品との話を聞いてやってきた。

そこでインスタを見ながら定番のカレーうどんを注文した。
一番下の娘に彼氏ができたようで、料理を作っている写真がアップされていた。
常々、彼女はお嫁さんが天職だと思っている。
思いやりがあり、気配りが出来て自分のことより相手を優先して考える人格が備わっている。
彼氏とルンルンしている彼女を見ていると嬉しくなる。

一方で、他の3人はさっぱりである。
異性との交際に進展しない現実を創り出している。
長女と飲んだ時に言い放った言葉が印象的だった。
今は仕事が楽しくて仕方がない。
人に承認してもらいたい願望もなければ、外部要因からの情報で喜びを感じるわけでもない。
自ら仕事をしていることに心地よさを感じている。
まさに自己完結型で内側から発生していた。

彼氏が出来て自由度が低くなるよりもいいんだ。
彼女はあえてそれを選択していた。

男子2人はどうだろうか。
実際の胸の内は欲しているに違いない。
冴えないままの現状から何を見ているか、そんな想いを巡らせていると、カレーうどんがきた。

洗練された店内で食べたものは、確かにかつてない味わいだった。
もう一度来てみたい。