マスク

ここまで人がいなくなったか。
週末の表参道を歩いているとゴーストタウンのように静まりかえっている。

横断歩道ですれ違う女性がこちらを睨んでいた。
シールドにマスクをつけて完全防御をしていた。
こちらはマスクもしていないため、非常識極まりない人物だと思ったようだ。
冗談で咳をすると、鬼の形相になったので小走りに過ぎ去った。

個人的にはマスクはほとんど効果がないと思い込んでいる。
むしろ、マスクをする事で心理的なネガティブ波動を発しているようで躊躇がある。
従って、電車に乗っても飲んでいてもゴルフをしていても、普通にノーマスクで過ごしている。

代々木上原の「八」に到着した。
ダイニングカフェで料理に定評のある店である。
家庭的な手作り料理はバリエーション豊富で、お酒の種類も豊富なので、独身者が仕事帰りに立ち寄る店として馴染みの方々がたくさんいる。

ここの馴染みの方々はほとんどマスクをつけている。
飲んだり、食べたりするのにマスクを必要とする意味がわからないのだが、心理的にマスクをつけて話しをする方が安心するようだ。
マスクをしていないことを指摘されるわけではないが、何となく雰囲気でそれを感じるようになってきた。

さすがにマスクをつけないとならない場面はある。
コロナ対策融資で、日本政策金融公庫へ契約の調印をする日があった。
支店長も同席するとあって、席に着く直前にマスクをつけた。周りを見渡すと全員マスクをしていた。
ここでマスクをしないからと言って、融資を断ることはないだろうが、非常識な人物として印象を与えることにプラス要素は一つもなく、自分の思い込みを押し通すにも限度があるだろう。

世界的にマスクが不足しているなか、本当に思い込み違いしているのはどちらなのか。
一般常識からすれば言わずもがなである。

仮説

コロナ一色の日々が続いて世の中騒然としている。
マスコミが報道する内容は何もネガティブな情報ばかりである。

しかし、本当にそれが現実かと言うとそうではないと感じている。
つまり、過剰な反応により騒ぎすぎの様相を呈していると見ている。

逆行する見方であるが、当初とは潮目が変わってピークを過ぎているのではないだろうか。
日本の感染者数は増えているが、世界的に見ても死者数は圧倒的に少ない。

感染者数に対して死亡数の割合を見てみると、アメリカ5.2%で日本の2.1%の2.5倍、ヨーロッパ諸国は10%から17%で実に日本の7倍から9倍近くの数値になっている。
ロシアなどは0.8%でヨーロッパと比べると、何と21分の1になる。

マクロに見ると摩訶不思議な数値を示している。
ウィルスの種類や量が各国で異なっているのではないだろうか。
これは、何かの力が働いていると考えても不自然ではないだろう。

この仮説が正しいとすれば、中国からスタートしたウィルスがヨーロッパで炸裂するゴールを迎えている事になる。
今後もその図式は変わらないのではないだろうか。

つまり、日本の感染数が現在の10倍、10万人になったとしても死亡者数は2200人である。
もはや、この数値は2018年度にインフルエンザで死亡した3352人と比べても大幅に少ないのだ。

従って、現在の死亡者数割合から見れば、大騒ぎしている感染者数はただの風邪に過ぎない。

現状から急激に感染者数が増大して、10倍の10万人まで達しても、所詮はインフルエンザ程度という事になる。

仮に日本の感染者数が現在の100倍の100万人になった場合、死者数割合に変化がなければ2万1000人程度になる。あるいは、アメリカ並みの割合に上昇したとしても5万人である。
しかし、日本だけが100倍になるとは考えにくい。

仮説に基づくと、ヨーロッパ諸国EU圏の数値を注視して見ているとコロナの方向性が見えてくるに違いない。

また潮目が変わるかも知れないが、5月末くらいから現状のゴールであるEU圏から収まってくるのではないか。

愛娘

気がかりになっていたので娘に聞いてみた。

アルバイトが電車通勤をしていたので、休業するように伝えた。
すると、娘はさらりと言った。
コロナを理由に私だけ休むわけにはいかないから。
語気を強めて主張するも、今年20歳を迎える愛娘を感染させるわけにはいかないのだ。

アルバイト全員が同じ環境にある中で、会社に言いづらいと思っていた。

大丈夫だよ、パパが責任者に電話してあげるから安心しなね〜と言って連絡先を聞いた。
そして、休んだ分のお給料はパパがあげるからね、と伝えた。

彼女のバイトはトンカツの宅配係でバイクに乗って注文したものを届ける仕事をしている。
雨の中でもバイクに乗っているので、常々心配して早く辞めるように促していた。

1日働いても日払いの手取りで4000円、何でそんなに引かれるのか疑問に思って聞いてみたことがあった。
娘は社会に疎く、おまけにコミニケーション能力が高くないので、特に疑問に思っていても質問などせずに、やり過ごしているようだった。

店長のK氏に電話をすると、一瞬躊躇いながらも状況を把握したようだった。
K氏はオーナーでもあり話しをしているとしっかりした対応で、急な要請にもかかわらず理解してくれた。

こんな時期なので、デリバリーのニーズが高く大変繁盛していると言う。
タイミングをみて娘からも直接連絡させますからと言って電話を切った。

ほっとひと安心である。
父親として少しでしゃばり過ぎな面も否めないが、彼女がいくつになっても変わることはないかも知れない。

罰則

あっ、何で??

車を走らせていたら突然警察が現れて脇道へと誘導された。

速度違反になります!窓を開けると同時になぜスピード違反になるのか見当もつかなかった。
すると、30キロ規制の道路で47キロ出ていたので違反だと言ってきた。

笑止、こんな場所で取締りをやるとはコロナで頭がおかしくなったのかと言ってやった。
何があってもサインをしない、逮捕するならしてくれと言うと、何人かの警察官が集まってきた。
強い口調で言ってきた輩がいたので、逆に言い返してやった。

擦ったもんだの末、供述書を取ることになった。
45キロまでは罰則にならないので、2キロは誤差の範囲だからサインはやだ、そもそもこんな場所で取締りをやるのが気に入らない。

そんな内容を書いていると、何となく和やかな雰囲気になってきた。
こちらから色々質問をしてみると、罰則の仕組みが改めて理解できた。

まず、罰金と点数の管轄が違うこと。
罰金は検察庁で点数は警察本部に分かれている。
つまり、供述書は罰金の判定をするもので、検察庁が管轄となり、後日、出頭要請がくるか請求書が届くようだ。
従って、点数はサインをしない限り処分対象にはならないのだ。

こちらとしては、罰金も点数もとくに気にしないで済むのだが、担当した警察官と出会えたことで罰則の仕組みがわかってよかった。