マスク

ここまで人がいなくなったか。
週末の表参道を歩いているとゴーストタウンのように静まりかえっている。

横断歩道ですれ違う女性がこちらを睨んでいた。
シールドにマスクをつけて完全防御をしていた。
こちらはマスクもしていないため、非常識極まりない人物だと思ったようだ。
冗談で咳をすると、鬼の形相になったので小走りに過ぎ去った。

個人的にはマスクはほとんど効果がないと思い込んでいる。
むしろ、マスクをする事で心理的なネガティブ波動を発しているようで躊躇がある。
従って、電車に乗っても飲んでいてもゴルフをしていても、普通にノーマスクで過ごしている。

代々木上原の「八」に到着した。
ダイニングカフェで料理に定評のある店である。
家庭的な手作り料理はバリエーション豊富で、お酒の種類も豊富なので、独身者が仕事帰りに立ち寄る店として馴染みの方々がたくさんいる。

ここの馴染みの方々はほとんどマスクをつけている。
飲んだり、食べたりするのにマスクを必要とする意味がわからないのだが、心理的にマスクをつけて話しをする方が安心するようだ。
マスクをしていないことを指摘されるわけではないが、何となく雰囲気でそれを感じるようになってきた。

さすがにマスクをつけないとならない場面はある。
コロナ対策融資で、日本政策金融公庫へ契約の調印をする日があった。
支店長も同席するとあって、席に着く直前にマスクをつけた。周りを見渡すと全員マスクをしていた。
ここでマスクをしないからと言って、融資を断ることはないだろうが、非常識な人物として印象を与えることにプラス要素は一つもなく、自分の思い込みを押し通すにも限度があるだろう。

世界的にマスクが不足しているなか、本当に思い込み違いしているのはどちらなのか。
一般常識からすれば言わずもがなである。