仕入れ

こんな食材使ってるのはうちだけですから。
大将は自信たっぷりに言い放った。

神楽坂 鉄板焼中むら
油を一切使わない技法は価値の創造の賜物だった。

車海老、ウニ、オマールエビ、生ハム、宮崎マンゴー、アワビ、ノドグロ、神戸牛ヒレ、シャトーブリアン、サーロイン、お米、どれを取っても最上の素材を仕入れている。
最上級の素材と一流シェフの技術に唸るしかなかった。
もはや、鉄板焼きの領域を超えた鮨とフレンチの融合した離れ技に放心状態になっていた。

こんな舌鼓を打つ場面は生涯において初めてだった。
コスパ重視派であるが、ここまでの領域になるとそれを超えてしまう。

OMAKASEという予約の取りにくいお店を束ねているサイトがある。

ここにはお一人5万円を超える鮨屋が数件あるが、まったく予約が取れない店がいくつもある。

最上級のネタを仕入れるには、それを仕入れ続けている信頼が必要になる。
どんな不況でお客が来なくとも仕入れを途切れさせるわけにはいかない。
長年培った関係がそれをもたらしてくれる。

一方で、商売の観点からすると、そのようなお店はおしなべて儲からない。
シンプルに仕入れ値が高いからだ。

美学を追求すればこそである。

お客の立場からすると嬉しいが、お店からすればギリギリの闘いを日々繰り返していることだろう。

ポケモンGO

しまった、、これまで忘れずに続けてきたのに。。
夜中に目を覚まして気づくと、落胆して力なく首を前に垂らしていた。
65日間続いていた記録が途切れてしまった。

数ヶ月前から、100日間続けることを目標にして、花の写真を収集することを始めていた。
散歩をしながら、これはと思う花を見つけたら写真を撮っている。

これで、振り出しに戻り1日目からのスタートになる。

歩くことで健康になるわけでなく、綺麗な花を見つけて写真を収集する喜びを感じることで、結果として健康になるわけで、歩いていることの意義が重要になると考えている。

それと平行してポケモンGOを始めた。
これも散策しながらポケモンを収集している。
ゲームなので、エンタメ感があり夢中になってポケモンを見つけている。

街を歩きながらやっていると、珍しいポケモンが現れると急に止まってモンスターボールを指でコントロールして投げるのだが、後ろから歩いて来た人とぶつかりそうになり、文句を言われたことがあった。

いい大人が夢中でポケモンをゲットしている姿を見て呆れていたようだ。

しかし、誰に何と言われようともCPが高いポケモンをゲットすると嬉しくなるし、自然とガッツポーズも出る。
内側から湧いてくる喜びや楽しさは非常に大事な要素になるので、大人のフリをせずに子供のように振る舞っている。

今日もおかしな人がポケモンGOをやっている。

職人芸

近くに用事があったのでふらりと寄ってみた。

南千住にある「尾花」鰻の老舗でかねてより友人から聞き及んでいた名店である。

開店と同時に着くと、行列が出来ていたのでびっくりした。
コロナ禍で、鰻重が6000円するのでまさかお昼にこんな光景になっているなど、まったく思ってもみなかった。

約1時間20分待ち、ようやく店に入ることが出来た。
その間、さすがに今回限りでもう来ないと決めた。
さすがに待ち過ぎである。
おまけに席に着いてから鰻が出てくるまで30分待ち、結局、店を出るまで2時間を超えていた。

しかし、尾花の鰻は次元が違っていた。
ねっとりとした舌触りと風味は抜群で、この感覚ならばもう一度来てみたいと思ってしまった。
職人芸のなせる技だった。

ホテルニューオータニ東京にある「SATSUKI」ここもかねてより聞いていた名店で、スーパーメロンショートケーキが、何とワンカット3800円する名品である。

またもやここでも大行列、14時過ぎには売り切れていた。何とか翌週早めの時間に行き、ようやく口にする事が出来た。
それはもう絶品で、最高級のメロンを溶かさずにスポンジに馴染ませている技が職人芸である。

それぞれ、素材を最大限に生かした職人芸が織りなす技は実に見事で、人々を魅了してやまない。

コロナ禍にあっても職人芸の名品は絶好調である。

移動

それは突然起こった。

車のタッチパネルを押しても作動しない。
頭脳である機能が正常に動いてくれないと、いつどこで車が動かなくなってもおかしくない状態だった。

テスラが脳梗塞を起こしたようだ。

東雲にあるテスラファクトリーへ行き検診してもらった。
すると、テスラにとって頭脳となるタッチパネルの故障は致命傷、このまま預かって部品が届くまで3ヶ月かかると言われて戸惑った。

その間、レンタカーを手配すると3か月で270万円になると言う。
もはや、普通の車が買えてしまう価格にレンタルする気も失せてしまった。

そこで、移動の手段として海外では普通に使っていたUberを利用してみた。
車種も選べるし決済する時間も省けて、大変便利なツールとして日本でも使えるようになった。

タクシー、ミニバン、ハイヤーと選べるがライドシェアはない。
ハイヤーはタクシーと比べて2割くらい高いが、通常はスポットでの利用は出来ないので、試しにハイヤーにしてみるとアルファードが迎えに来てくれた。

ハイヤーならではの雰囲気と運転技術で心地よい時間を過ごせた。

このような体験をすると、もはや車は不要で移動手段としてアプリからボタン一つで完結する仕組みは、とても便利で快適な移動手段となる。
自動運転レベルが上がれば、普通に無人タクシーが迎えにくる日も近いだろう。

テスラは名実ともに世界一になったが、この先は無人タクシー分野での覇者となり、圧倒的な地位を確立するだろう。
移動手段としての車は自ら運転する必要のない時代に入る。

これを機に、一足先に車を運転して移動するのは捨てることにした。