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社長ブログ2008.07.03

寿司屋のおばさん

約2年ぶり位に、ある寿司屋に行った。ネタは中の下ほどで、どちらかと言うと居酒屋に近い雰囲気の店だ。店に入ると若いスタッフが調理場を占めていたので驚いた。以前はベテランの方が多く、経営者が変わったのかと思った。席に着くと小さなハエが飛んでいて調味料のあたりも清掃が行き届いていない感じを受けた。しばらくすると、注文していたニギリがきたが、よく見ると虫のような黒いものがネタに付いていたので先ほどのハエの事もあり、店員さんを呼んだ。すると、この店員さんは見覚えのあるおばさんだった。元気で明るく配慮のある方なので、それを渡すと直ぐ調理場に行き確かめ戻ってきた。恐縮した様子で付いていたものは海苔だそうで、気分を害してしまい申し訳まりませんと何度も頭を下げて、こちらが周りのお客を気遣うほどだった。彼女の気持ちが充分に伝わったので、かえって、こちらが恐縮してしまった。その後、彼女はいつもの笑顔で店内を明るい雰囲気にしている。2年前から彼女の存在感は変わっていなかった。しかし、店の清潔感が無いのは明確だ。飲食店で清潔感が無いのはネタがどんなに良くても、いくら店員さんが笑顔で明るくしても、全ておじゃんである。
これは、トップが店に方針を徹底して示さないし、自らも清掃を実施する位でなければ、この店の将来は無いと思う。今は普通の人が商売をしても難しい時代なのだ。これからインフレ本番を迎える中、わが社は「徹底した清掃と明るい挨拶」を実践して景気に左右されない中心軸を持って望みます。このおばさんのような幸せを運ぶような笑顔で!!

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