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社長ブログ2009.05.25

8名のイベント

ある方の紹介でイベントに参加してきた。このイベントはわずか8名による暗闇の中で体験を通じて何らかの気づきを得るものだった。まさに真っ暗闇で何も見えない。視覚障害者の青年がリーダーとなり暗闇のステージを案内してくれるのだ。スタートからゴールまで、まるでお化け屋敷に入場するかのスチエーションの中、みんな配られた杖を頼りに暗闇を散策する。その中はある時は森の中だったり、レストランだったり、おじいちゃんの家だったりする。それは野鳥の声や川のせせらぎの音を感じたり地面にある枯葉を手で触り、竹や松の木を手の感覚で感じる。おじいちゃんの家には座敷があり靴を脱いでおじゃますると
ちゃぶ台の上には色んな野菜があり、鉛筆、ノート、黒電話、麦わら帽子があった。いずれも手の感触でハッキリ解る。帰りには自分が脱いだ靴をちゃんと履けているのだ。真っ暗闇の中だが体の感覚が導いてくれているようだ。最後にレストランでビールを注いでもらったが、ビールの確かな味わいを体験できた感じだった。約70分の散策なのだが参加した8名が視覚が無い変わりに声を出し合い、合図をしながら進んでいくので迷わずにゴールまでたどり着いた。
この体験を通じての気づきは色々あるのだが、暗闇の70分間の中では性格がもろに出る。
そういう意味では自覚が高まった事が一番貴重かも知れない。・人の話を聞かない ・自分勝手な行動をする ・弱いものに対して優しさが足りない等、恥ずかしながら自身の至らない部分が浮き彫りになってしまったのだ。

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