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社長ブログ2013.08.11

親としての対応

赤坂小学校を卒業すると同時にシンガポールへ移住した家族がいる。

次男の同級生で夏休みになるとシンガポールから一時帰国するのだ。

先方の両親は実業家で国内に会社はあるが、シンガポールに住所があるという。
節税対策と相続対策で、今流行りの資産疎開を実行しているようだ。

今年は六本木のホテルを約50日間借りて住んでいる。
ご夫婦と子供は別室になっていて、次男と友人がそこに同居させてもらっている。
当然、別料金が発生しているはずなので、親としては見過ごすことが出来ない。
おまけに食事もご馳走になっているようだ。

子供同士が仲良しとは言え、受け入れ度合いが寛容というか、浮世離れしている
と言われても過言ではない。

そこで、こちらとするとどの様に対応しようか、妻と思案しているところだ。
このままだと、負い目もあるし、恐縮している状況なので何とかしなければと。
お礼の電話は入れたが、何を贈っていいものか、困っていた。

ある方と会食した時にその話をしてみた。
すると、意外な答えが返ってきた。

向こうの都合でそうしているのだから、そんなに恐縮する必要はないし、
むしろ困っているという意思表示を発信し、蚊取線香でも送ればいいと。
その際、これまでの宿泊費用等の請求書を送ってもらうように依頼してみたら
どうかと言うのである。
その上で先方から返答が来てから、贈り物をすればいいのでは、という
アドバイスをいただいた。

確かにそうだと思った。
蚊取線香は別としても、こちらの心情を伝えたうえで、互いに負担にならない
ようにすれば良いのだ。

一番大事な事は先方の息子と次男、友人が友達としての絆を保ち、将来ビジネスや
趣味でも交流が図れたら素晴らしいと思うし、そこに親が変な感情を持ち込んで、
友人関係に影響を与えては本末転倒になる。

ここは手紙をしたためようと思う。

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