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社長ブログ2014.02.09

息子の進路2

長男からたまには2人で飲みに行こうと誘われた。

高校を中退してミュージシャンとなり、バンドを組んでメジャーデビューを目指していた。
数年前から、私が読んだ本を拝借したり、いい本のリクエストを聞いてきたりと、ビジネス本を積極的に読んで学ぶ姿勢に変わってきた。
与えられる学習より、自ら率先する長男に私は感心していた。

浅草の蕎麦割烹「丹想庵」をセットした。
ここの蕎麦は一番のお気に入りである。
鍋も出汁が濃厚で美味い。酒のあても豊富だ。

カウンターで、そば焼酎の蕎麦湯割りを飲みながら、鍋をつつき近況の話しをしていた。
すると、彼の方から真剣な表情で、今後の人生についての相談があった。
音楽活動は友達のネットワークも出来て、とても楽しくやっているが、これが本当にプロを目指すとなると、楽しさから厳しさ、苦しさに変わってくる、そこに躊躇があると言う。

私は本当に自分がやりたいと想う事を見つけた方が良いと言った。

彼は今年で20歳になる。
また、経済的にもしっかりした安定した基盤を築く為にも、そろそろ見切りをつけて、次の何かを模索しているのだった。

次男のフィリピン行きの影響も多少あったのだろう。
私はお前も海外に出て色んな世界を見て体験して、本当に自分のやりたいと想う事を見つけて来いと言った。

今は彼に対しては一切の経済的援助はしていない。
一応、社会人なのでバイトをしながら音楽活動をしているからだ。

しかし、私は彼に言った。
海外に行くならやはり片道切符であると。
100万円をやるから五年間は日本に戻ってくるなと。
どこに行くかは、やはりアジアがいいだろうと言った。
逆タイムマシン経営で日本にある産業やサービス、商品を現地に合った手法で商売を展開する方法で、ベトナム、マレーシア、スリランカ、などなど。

何か現地で面白いビジネスをやりたくなったら、見極めたうえで投資してやると言った。

どこにするかは、自分でも調査して考えるように言った。

後はサバイバルで、生き残る算段を自ら考えることが大事だと言った。

出発する6月まで、あと4ヶ月あるからじっくり考えて、彼なりのプランを知らせてくれるだろう。

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