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社長ブログ2016.02.28

友人の息子

一通のメールを開くと大学生からのメッセージだった。
読み始めると、もしかしたらあの子ではないかと、ある子供を思い描いていた。
全て読み終わる頃には確信があった。

こんなアクセスの方法があるのかと驚いたと同時に彼の非凡さを感じた。
従来、私個人のメールアドレスは公開していないので、名刺交換をしない限り知る由もない。
あるルートからアクセスして、そこからお知らせメールが私のアドレスに届いた。
今までこのようなアプローチは一度もなかった。
企業の営業だってこんなアクセスは発想がないだろう。

その子は私の記憶では小学生の低学年に会って以来のA家の長男だった。
家族付き合いの仲で、毎年一緒にディズニーランドに行くことが慣例になっていた。
ちなみに私を除いてだが。

当時はあまり喋った記憶はなかった。
両親とは、夫婦4人で飯を食ったりしていた。
このA家は性格が真っ二つに分かれている。
本当にどこの家族も共通点は一緒だと思わせてくれる。
まず、表面を端的に言うと、ご主人ズボラで奥さん几帳面、息子ズボラで娘几帳面。
性格が対極に二分されている。
これは、我が家でもまったく同じでり、私の知る家族や夫婦も同様である。

当時は息子の性格がよくわからなかったが、約8年ぶりに再会して父親に似ていると思った。
彼は、不動産に興味があり、イコムの取組みにも興味があるとの事だったので、直接会って話をする機会を設けた。

大学一年生になっていた彼は昔の面影を残していたが、立派な男に成長していた。
そして、不動産の賃貸経営に深い興味を持っている少し変わった男でもある。
その動機となる元が何なのか、その時はわからなかったが、父親A氏に再会する事でそれが明らかになった。

A氏は今は専門学校の財務担当をしているが、以前は銀行マンだった。
バブルの最盛期に赤坂本店勤務だったA氏は様々な経験を経て不動産に興味を抱いたようだ。

優しく、温和な性格とは裏腹にやることは大胆である。
普通の人にはない判断力、行動力を備えている。
普段接していると、普通の優しいお父さんで、奥さんからいつも怒られているイメージが強かった。

実はA氏はイコムの顧客でもある。
5年位前にトランクルームでばったり会う事があった。
その際、少し話した時に投資用不動産を購入したと聞いていたが、今ではアパート、マンション、駐車場を含む不動産を購入していて、賃貸経営が事業規模にまで拡大しているのに驚かされた。
奥さんには内緒にしているようだが、よくもここまで大胆にやれるものだと感心させられる。
それはまるで、彼女が何人もいて奥さんがまったく気付いていないかのようである。

A氏に何故そんなに不動産を買うのか聞いてみた。
彼はズバリ言い放った。
資産を増やすためだと。
資産が増えていく過程がたまらなく心地よいのだと言う。
特に不動産を外から眺めているだけで取得した余韻に浸り幸せを感じるそうだ。

そして資産形成は親子リレーの如く、バトンタッチを意識した取り組みに息子が共鳴しているのだ。
基盤作りは父親の役割、将来それを組み替えたり、アップデートする役割が息子と言う事になる。
息子は宅建試験も合格していて既にそのステージに立っている。

良い悪いは別にして、考え方が私とは正反対である。
私は一切の資産を残すことなく、子供たちはゼロから一を生み出す人物になってもらいたいと願っている。
親をあてにすることなく、自分で道を切り開けと言っている。

A氏のいる前で息子に言った。
君のお父さんが私でなくてよかったね。
うちに生まれてきたらこんな環境にはなっていない。
一方で、逆もありえる。
ドラになって衰退するリスクも伴うと。
資産家によくいるバカ息子の例えである。
あるのが当たり前の環境からどれだけ志を大きく持てるか。

A氏の息子は非凡なものを備えているだけに上手く活かして発展する素養はある。
それはさておき、彼は彼女がいないと言う。

不動産賃貸経営の勉強も良いが、19歳の若者が彼女の1人もいないとは寂しい限りだ。
小さくまとまらず、もっとはっちゃけた体験をバンバンしてもらいたいものだ。

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