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スタッフブログ2017.12.15

日本で最後の邦高です。

邦高です。

かなり突然ですが、

実は、貸地という単語を英語で表現するとしっくり当てはまる単語はないんですよね。Land leaseなのか、Land for rentの方がよいのか。それぐらい歴史は浅いんですよ、と思いきや紐解いていくとなかなか奥深い。

「不動産」という概念が出てきた時代は、西暦645年。

この645年でピンとくる方はもしや蘇我家の末裔ですか?

土地に関する考え方を調べていくと、昔、土地は地方の豪族・貴族・小国の王たちの自己権力を示す勢力圏図のような形で捉えられていました。「ここからあそこまではおれの土地」のような意味合いで使われていたと言われています。土地を財産として捉えるよりは「縄張り」「シマ」として捉えていたのでしょう。支配地内では、そこに住む民が農産物を生産し、年貢として納めるという、我々が当たり前として認識している歴史の流れです。

この当たり前が変化してきたのが、ご存知のとおり『645年の大化の改新』。この改新において、土地は「公地」であり民は「公民」であることが謳われました。その他に班田収授法・国郡国里・新しい税制など(懐かしい。。)を定め天皇を中心とする中央集権国家が出来上がります。
土地の価値(収益及び財産)を公が認め、公の民に貸し与えることから始まり、租税の見直し、財政の確立、政治体制の強化と進んでいくこととなります。

cited by: https://www.able.co.jp/homeowner/chintaikeiei/

とどのつまり、土地というのは偉大で地主様は偉大だということです。

ということで新メンバーの邦高 柚樹です。

12月からお世話になっております。前部署ではマンスリーマンションの管理運営、物件の仕入れ、販売と携わっておりましたが、この度貸地事業部という専門性の高い知見が求められる場にジョインさせて頂くこと、大変嬉しく思っております。上の文章でもお分かりの通り、必死のパッチで勉強中です。。わたしが求められていることは、この時代に様々な用途の土地がある中で、有効に活用されていない場所も多くあります。これまでの貸地事業で行ってきた既存の使い方の幅に留まらず、いまだそんな活用をしたことがない利用の方法を模索して、それらを具体的に提案していければなと考えています。

人口はますます減少し、人口密度は一極に集中していく傾向です。良いことなのか?悪いことなのか?それを判断するのも人間なのかどちらでもないのですが、少なくとも有効に活用ができるであろう土地は、周辺数百メートルの人たちを幸せにできるはずです。どんな使い方をしたらそうなるのか全くもって不明ですが、あるはずです。それを探しにいくことが私の業務内容になると思います。

今後とも、宜しくお願い致します!

 

 

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